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堀江貴文氏とカルロス・ゴーン氏のインタビュー|通訳の視点からホリエモンの英語について語るVol.6

こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

堀江貴文さんがご自身の経験を踏まえ、日本の司法制度について、レバノンまで行きでカルロス・ゴーンさんと対談されました。

その様子がご自身のYouTubeチャンネルで3月中旬に公開されました。わたしもやや興奮気味に前のめりで拝見しました。

内容が複雑なだけに、日本語でならともかく、通訳を介さず自力でやり通された堀江さんの勇気と意欲は敬服に値します。

ホリエモンの英語がうまいかどうか知りたい人の為に、ホリエモンの英語がいけているのかどうか検証してみようという企画。

対談は全体で35分にわたりそれなりに長尺なので一回ではお伝えし切れないということでシリーズでお届けしています。

今回はシリーズ第6弾です。今回は8分45秒から13分25秒あたりまでを取り上げます。

これ以降もしばらく続きますのでどうぞお付き合いください。

以下の順番で対談の英語の聞き起こしのあと、
1)ホリエモンの英語オリジナル、
2)日本語字幕、
3)Google Translateによる機械翻訳(日→英)、
4)わたしがその場で通訳するならどう言うか、および解説・・・の順番でお届けします。

(4)は婉曲だったり、クッションことばを挟んだりしてやや長めになっているのですが「基礎レベルの英語でどうブラッシュアップできるか?」を(5)としてnote.muでご紹介しています。note.muではテキスト記事と、(4)と(5)を収録した音声記事を公開していますので、どうぞご覧ください。

「みこちゃん」さんがおすすめレビューを書いてくださっています❣️(下のスクショ参照)

 

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【見習いたいホリエモンの表現】

占領する occupy

→占領軍 army of occupation; occupation forces

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ではホリエモンの英語について、詳しく見ていきましょう。

今回は8分45秒から13分25秒あたりまでを取り上げます。

文法的な間違いは全体的をとおして遍在しており(失礼!)それだけで長くなってしまいます。細かいレベルの「重箱の隅をつつくような」指摘は少なくともここではしませんので予めご承知下さい。

対談の英語の聞き起こし


ゴーンさん

They thought I received money, I didn’t declare it they thought I received money and I didn’t pay tax on it nobody could understand that I am arrested for something which was very fictional because we’re talking about money, which was not approved at the board, which was not paid to me, maybe it will be paid into the future. This was the reason of the arrest, okay?

But at the same time that they were making this arrest some people in Nissan started a campaign of what I call character assassination, showing me as a dictator who is greedy who is benefiting from a lot of situations which frankly were known by many people and that had been going for many years and not due to the fact I was greedy but to the fact that I was extremely busy managing different companies on different continents having to travel different … Renault and Nissan, having to travel in many countries because I always liked to be on the markets, okay?

But the whole story was really a set up …

【日本語字幕より引用】
人々は私が申請されてないお金を受け取り、そして税金を払っていないと思っていたからです。誰もがなぜ私が架空の事件で逮捕されたか理解していませんでした。なぜならその報酬はまだ法的に承認されておらず、私に支払われてもなく、もしかすると将来的に支払われるものだからです。これが私が逮捕された理由です。

それと同時に、何人かの日産の人々によって、人格攻撃が始まりました。私を欲深い独裁者であると多くの人々に知られており、何年も前から続いている独裁者であると宣伝されました。それは私が欲深い独裁的な経営者であるからではなく、私が他の会社の多くの事業の経営で非常に忙しかっただけなのです。私は多くの国に出張していました。なぜなら私は常にマーケットの現状を把握したいからです。

すべての話はメディアによってでっち上げられたということです。

ホリエモン

Always, always prosecutors set up stories.

【日本語字幕より引用】
検察組織はいつも話のでっち上げをします。

ゴーンさん
Yeah, but the prosecutors in a certain way came as a kind of a coalition with some Nissan people and obviously with some support from people in the government to come to the conclusion that okay we need to get rid of him so let’s try to find a way to get rid of him. So they started with, oh, under reporting of a compensation which was neither decided nor paid okay and that they kept me in jail for two periods. 20 days plus another period.

【日本語字幕より引用】
ある意味で検察官は中心的な使命を担っていました。日産の何人かは政府と繋がっており、私を追い出そうとする方法を探していました。決定も支払いもされてない報酬の過少申告していたことで、私は拘置所に2期間入れられました。20日から更にもう1期間です。

ホリエモン

7)Always.

【日本語字幕より引用】
いつもそうです。

ゴーンさん

But dividing the accusation, the same accusation, into period of time. Which is very artificial but nobody cares the judges don’t care the prosecutors don’t care frankly if I was appointed… disappointed with something when I went through the system is that how much the judge are weak in front of the prosecutor.

In fact, in my opinion, the boss is the prosecutor. With that I mean, in any system in any country I go, you have your prosecutor, the defendant and the judge, and the judge is the boss. Okay? He says we speak, you speak, you do this… in many countries okay, but not in Japan.

What I witnessed through all the judges I’ve seen, the real boss is the prosecutor. And everybody is afraid the prosecutor including the judge which frankly was a big surprise for me.

【日本語字幕より引用】
同じ容疑を2回起訴する。
それは恐ろしいことですが、誰も気にしません。裁判官も検察官もです。私が日本の刑事司法に失望したのは、裁判官が検察官の前でどれだけ弱いかということです。

私の意見では、検察官がボスなのです。どんな刑事司法でもどんな国でも、ボスは裁判官なのです。多くの国はそうです。でも日本は違うのです。

日本の裁判のボスは検察官なのです。裁判官も含め、全員が怖がっているのは検察官なのです。率直に言って、それは私にとって大きな驚きでした。

ホリエモン

Before the world war II, a second, 8)there are the judges and the prosecutor is the same. Same company, same system in Japan.

Before… uh, 9) after the World War II, the US coming to… to occupy Japan that they bring the US judge and the justice system install, to install Japan 10) but only prosecutor system remain in Japan.

Because they find 11)the bad thing of the US Army the… なんだあれ The US government Japan occupying government to find, uh, 12)they find it so threaten the US people.

So, only prosecutor system remain. 13)So the justice and the lawyer the same situation but the only prosecutor remain. So the Japan strongest power is a prosecutor.

【日本語字幕より引用】
第二次世界大戦前は、裁判官と検察官は同等の立場でした。検察官と裁判官は同じくらいの立場で、同じシステムの中にいました。

日本では、第二次世界大戦後、アメリカが日本を占領し、日本の司法制度もアメリカの制度にならって変革されました。しかし、検察の制度だけは変わらずに維持されています。

なぜなら検察がGHQの汚職を発見し、アメリカ政府は日本政府を占領していたため、彼らの汚職を発見し、アメリカ政府のことを脅しました。

そして検察の権益だけ残りました。司法と弁護士は改革されましたが、検察組織だけは戦後も生き残りました。日本で最も強力な権力は検察組織です。

[13:25]

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今回はセンテンス7とセンテンス8の二つのバリエーションと解説をしていきます。センテンス9から13は次回取り上げますので Vol.07 をご覧ください!

では前回までと同様に以下の順番で見ていきましょう。

  1. ホリエモンの英語オリジナル

  2. 日本語字幕

  3. Google Translateによる機械翻訳(日→英)

  4. わたしがその場で通訳するならどう言うか(センテンス⑦、⑧)& 解説

センテンス7

1. ホリエモンの英語オリジナル

Always.

2. 日本語字幕

いつもそうです。

3. Google Translateによる機械翻訳(日→英)

It is always the case.

4. わたしがその場で通訳するならどう言うか

It has always been the case.

Always でも通じないことはないと思います。が、あまりに文脈頼りなので、case あたりを使ってあいまいさを回避したいところ。

この場合、It is always the case と It has always been the case のどちらでも使えます。後者は時間の経過を感じさせますので「ずっと見て来て知っている」というニュアンスが感じられます。


センテンス8

1. ホリエモンの英語オリジナル

there are the judges and the prosecutor is the same. Same company, same system in Japan.

2. 日本語字幕

裁判官と検察官は同等の立場でした。検察官と裁判官は同じくらいの立場で、同じシステムの中にいました。

3. Google Translateによる機械翻訳(日→英)

Judges and prosecutors were in equal positions. The prosecutor and the judge were in the same position, in the same system.

4. わたしがその場で通訳するならどう言うか

Judges and public prosecutors used to be on an equal footing with each other within the same system.

この文に関しては時間軸のどこに何が位置しているのかという事実関係が重要なので注目して欲しいのは「used to be」です。

「対等の立場で」「同じ立場で」という意味の「on an equal footing」そして誰と同じ立場なのかという情報が必要になるので「with each other」つまり「お互いに」と処理しています。

基礎レベルの英語でブラッシュアップ(note.mu 特典)

WordPressのブログでは(4)までのご紹介ですが、「基礎レベルの英語」でブラッシュアップした例文は note.mu でご紹介しています。こちらには(4)と(5)の音声を収録した音声記事ファイルをご用意しています。音声記事は有料となりますが、発音改善コースの会員の方は会員特典としてプレゼントしています。

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