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堀江貴文氏とカルロス・ゴーン氏のインタビュー|通訳の視点からホリエモンの英語についてるVol.5

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こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

先日、ホリエモンこと堀江貴文さんが、レバノンでカルロス・ゴーンさんと対談した様子をご自身のYouTubeチャンネルで公開し、話題になっています。

そこで、ホリエモンの英語がうまいかどうか知りたい人の為に、ホリエモンの英語がいけているのかどうか検証してみたいと思います。全体で35分という、わりと長尺の動画なので、一回ではお伝えし切れません。

今回はシリーズ第5段です。何回かに分けてシリーズでお伝えしています。

シリーズのはじめの数回はインタビューの冒頭から8分45秒あたりまでを取り上げています。第3弾からはホリエモンの英語について具体的に詳しく解説しています。

▶︎動画はこちら(インタビューの開始箇所に頭出ししてあります)

インタビューの冒頭から8分45秒あたりまでの聞き起こし全文第3弾(Vol.3)をご覧ください。

ぜひ真似してほしいお手本になるところ、真似はお勧めしないけれど参考になるところ。後者はどこをどうすれば改善できるのか、その方法を「基礎レベルの英語でブラッシュアップ」を note.mu でご紹介しています。

では、前回、前々回に引き続き、以下の順でセンテンスごとに二つ目のセンテンス(⑤)から比較してみましょう。対談の《最初の5分》の堀江氏の発言のなかで「山」と感じた部分です。


オリジナル英語⑤:I’m very afraid of this, so I go to the parliament to 証言 … to state that the system change is dangerous for us because prosecutors power is getting more and more stronger than before.

では、その日本語部分を見てみましょう。

日本語字幕⑤:(私は2、3年前は刑事司法制度改革が行われることを恐れていました。)とても恐れていたので、私は議会に出向き証言をしました。司法制度改革は私達にとって危ないものです。なぜならば検察官の権限が前よりも拡大するからです。

深い内容の、また堀江氏の思い入れを感じる発言です。

機械翻訳にかけてみるとこんな感じになりました(以下)。

Google 翻訳⑤:A few years ago I was afraid of criminal justice reform. I was so afraid I went to Congress to testify. Judicial reform is dangerous for us. Because prosecutors have more power than before.

「the Congress」とは主にアメリカ(合衆国)の「議会」を表すことばで、イギリスなら「the Parliament」と言い、堀江氏も「議会」を指してこう言っており正解。国会と議会の違いこそあれ、間違いではありません。

ちなみに日本語の国会は、これはいわゆるダイエット、食餌療法を表す「diet」と同じつづりですが「the Diet」と定冠詞の「the」が付き、「D」が大文字になっているところに注意してください。

私ならどう言うか⑤:As I was extremely concerned about the changes that the government was about to introduce to the justice system, I decided to testify in the Diet and state that those changes were far too alarming and that I came to realise that the prosecutor’s power was to be greater than ever before.

very」の代わりに「extremely」←「私たちにとって危ない」と言っているのでこのくらい強めの副詞でもOKと判断したと思います。

be afraid of」の代わりに「be concerned about

state」の代わりに「testify (in the Diet) and state (that…)」

dangerous for us」の代わりに「far too alarming」と訳出したと思います。程度の順としては alarmingtoo alarmingfar too alarming ですね。


では今回の最後のセンテンスを見ていきましょう。

オリジナル英語⑥:How do you think of this?

堀江氏だけでなく、How do you think…? と言う人を多く見かけます。日本語の「どう思われますか?」や「どうお考えですか?」から「HOW」になっている(つまり日本語に引っ張られている)のですが、正しくはWHATであるべきです。

日本語字幕をみると、こうあります。

日本語字幕⑥:(その逮捕された当初は)どう感じていましたか?

つまり「どう感じていましたか?」と訊きたかったのですね。

これを機械翻訳にかけてみると・・・

Google 翻訳⑥:How did you feel when you were arrested?

なるほど。ここは直訳であるものの無難に出てきています。

私ならどう言うか⑥:What were your thoughts on this?
(または「感じた」を強調するなら How did you feel about it?)

「」だけでは「」についての限定的な応えになる可能性があるので「」と訳しただろうと思います。ですが、カルロス・ゴーン氏はどちらかというと饒舌な方なので、そのような気遣いは必要がなかったかも知れません。


いかがでしたか。最後までお付き合いいただきありがとうございました。シリーズの第5弾でした。はじめは1、2回で書き上がると思っていましたが、予想以上にたっぷりとご紹介したいことがありました。まだまだ続きますが、第6段以降もどうぞお付き合いください。

基礎英語でサクッと敬語|note.mu

もっと短く、基礎レベルの英語で、失礼のない言い方ができるか考えてみました。こちらは note.mu に「基礎レベル英語でブラッシュアップ」という見出しで掲載してあります。のテキスト音声note.mu に掲載しています。繰り返し音読したり、オーバーラッピングなどで英語の敬語表現の定着に役立ててください。

ではまた、Vol.6でまたお目にかかりましょう!

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