迅速なコミュニケーション、迅速な訳出し
仲介人がいないので、レスポンスが迅速です。

エージェントを介した仕事では、常にクッションが入るためレスポンスが遅くなりがちです。レスポンスの遅延をなくすことで「週明けに納品」できたはずの案件が「週明けに発注」になってしまうのを避けることができます。また、通訳の訳出しも原発言より大幅に長くなるようなことがあってはいけないと肝に銘じています。時間は有限、貴重な資源。あなたの時間を無駄にしません。

機密保持のために

たとえ機密保持契約書というかたちで約束を交わしていなくても、職務上知り得た秘密・情報は口外しません。ブースパートナーであっても、現場を離れたところで依頼案件について話をすることはありません。通訳に使用した資料は業務の終了時にお客様に返却し、通訳の際に使用したノートはその場で廃棄するか、自宅に持ち帰り処理をしてから廃棄します。また、事前に電子情報として頂いた資料については、希望があれば業務終了後、廃棄(抹消)いたします。(司法案件について)係争中はもちろん終了後年月が経っても、マスコミからの問い合わせに対する応答を含め、他言いたしません。

正直であること

私は通訳者として、正直でありたいと思っています。通訳をしていて、どうしても聞き取れないことや理解しづらい瞬間もあります。そんなとき、聞き取れなかったなら、繰り返してもらうようお願いする。理解しづらいことがあったなら、言い換えてもらうか、説明を求める。「プロなのに聞き漏らしたの?理解できないの?」と思われたくない……そんな「保身」よりも、間違えたと思ったら訂正する。正直に告げる。飛ばしたり、ごまかしたりするのではなく、正直であることで信頼関係を築いていきたいと考えています。

機転を利かせる

「今この瞬間、ここで必要とされていることは何か」を常に考えるようにしています。状況が変わっても、素早く、臨機応変に対応する。例えば、終日ブースからの同時通訳を依頼されたアサイメントであるにもかかわらず、急遽ブースには聞こえてこない形態で会場のフロアでディスカッションが始まったとしたら……。ブースパートナーとは瞬時に役割を分担して、その場を最大限にカバーできる策を決めて、ノートとペンを手にブースを飛び出しその場に急行――想定外の事態に対応する決断力と、度胸も必要なのです。