こんにちは。イギリス在住会議通訳者 の平松里英( rielondon )です。
先日、皇室の佳子様が英国リーズ大学の留学を終えられ帰国したお話しから、英国とアメリカの大学事情のお話しです。
各大学のイメージやその周辺の町の様子など、現地ならではのお話しがうかがえます。
オックスフォード、ケンブリッジ、ダラム、、、ハーバード、プリンストン、イエール、シカゴ、コロンビア、MIT、スタンフォード、、、
皆さんも聞き覚えのある名前が出てきますので、楽しくお聴きください!
この番組ではイギリスやアメリカの英語表現や現地での様子についてご紹介いたします。
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こんにちは。今週もよろしくお願いします。平松里英です。
や〜始まりましたね。夏になりましたよ。どうですか、そちらは?
そろそろ6月だったらもうだいぶ夏っぽくなってきていいはずなんですけど。なんだか今年は異常気象でテキサスと比べるとすっごい寒暖の差が激しくてですね。
異常気象ね。普段だったら、例年であればもう少し北海道暖かいっていうか暑いぐらいってことですか?
そろそろ初夏になってきていい頃だと思うんですけどね。
うん。その日によってはね、長袖もありますよ。上着着てたりとか。
イギリスはですね。イギリスはって言ってもロンドンですけど。ロンドンってほら、イギリスの中でもかなり南の方じゃないですか。
ここ何日か、どうだろう、1週間ぐらい雨降ってないですよ。
あ〜そうですか。なんかすごい雨ってイメージあるんだけど。
ね、なんかこう、雨が降るのか曇ってるのか晴れるのかよくわからない、パッとしない天気ってイメージですよね。
そうそう…いつでも傘は持ち歩いた方がよさそうだ、みたいな。
そうそう…だから傘をさすほどでもない様な雨が降ったりとかね。そんな感じですね。それがね、ここんところ青空で、実は私こっち来てもう10年以上経ちますけど一部の年を除いては、夏って割とこういう日当たりのいいイメージがあるんですけどね。
もちろん雨降ったりしますよ。曇りの日ももちろんありますけども。比較的割と青空が見られる気がしています。
かもしれませんね。冬に比べたら全然過ごしやすいですよ。
ロンドンは数える程しか降らないですね。雪が積もって残るのも少ない気がします。地下鉄とかあるので。ロンドンの少し郊外、地下鉄がないようなところは雪が積もってたり、ありますけど。結構ないですね。北の方に行くと全然雪は毎日の様に降ったりしますけよ。でも北海道みたいなわけにはいかないです。日本海側。あんな極端なことはないかなっていう気がしますけど。
あとやっぱり山岳地帯っていうか、あんまりないんですけど。でもあるんですよイギリスにもね。そちらの方に行くと、やっぱり山ですからそういうことありますよ。だから私はイギリスで季節としては夏が一番好きですね。
うん。気持ちいいですね。半袖ですけど、日が落ちると今このぐらいの時期って日が一番長いですから、日が落ちるのがもう9時過ぎ。
ちょっと冷えますよ、そうすると。10時、11時になると。
もう6月。いつぐらいでしたっけ?この間。突然ですけど、皇室の佳子さま。留学されてたんですよね、イギリスに。
そうそう…そうですよね。最近お戻りになったって。どちらに行かれてたんでしたっけ?
リーズ大学に行ってらしたっていう風に聞きました。舞台演出かなにか勉強されてたんです。
うん。私も意外でした。リーズ大学って同じ反応しました。
もっと有名な大学なのかなって思ってましたね。すいません、リーズ大学って有名なのかもしれないけどわからないですね。
国内ではリーズ大学はもちろん名は通ってますけど、じゃあって言って世界的に有名なオックスフォードだったりケンブリッジだったり、あとはエディンバラ大学だったりという、その有名度からいったらそれほどの有名度ではないですよね。確かに、リーズ大学は。
あ〜、そうですか。リーズ大学ってイメージ的にはね、エリート大学なんですか?それとも国立の総合大学とか色んなイメージあると思うんだけど。
うん。まあ総合大学で大学としては評価悪くないです。私も1回行ったことありますけど、学生として行った訳ではないんですが。校舎が綺麗でね。赤煉瓦の校舎がすごく綺麗で。
うん、建物が綺麗ですね。で、広くて。総合大学ですからね。
大きいですね。バッキンガムとかも大学らしい大学で、いいところだなと思いましたけど。やっぱり学生が学生生活を送るという意味では、学生らしい生活ができそうな。1年だったら寮に入られたんだろうと思いますですけど。
校舎の中に、校舎っていうかキャンパスの中にありますね。
なんかほら、大学の周りってよく学生街とかカレッジタウンとか言ったりしますけど、リース大学はそんなのはあるんですか?ね、そういう感じですか?
おそらくそんな感じだと思いますが、ただ都市としても比較的規模があるので。大学だけではないですね。例えばですけどバッキンガムなんかはいわゆる大学都市という感じがするんですね。
その大学だけで成り立ってるようなイメージではない。そんなことはないです。全然産業がありますし、他にサービスとかも結構あって大きいです。
南はロンドン、北はマンチェスターってイングランドの中では言いますけども。それこそそのマンチェスター大学という手もあった訳で。
なんかこう、日本の感覚から言うと、どういう大学が有名かというのもひょっとすると現地の人が考えてるのと違うイメージで持ってたりとかっていうのもあるんじゃないかなと思うんですよね。
例えばリーズ大学みたいな所が実は名門だとかそういうの?
え〜と、やっぱり世界的にも有名な所で、っていうのは誰でも知っているというか、大学といえばここだよねっていうのはオックスフォード・ケンブリッジだと思います。
あとは現地だと、これも意見が分かれるかもしれないんですけども。まあオックスフォード・ケンブリッジは意見が分かれないと思うんです。好き嫌いが。
誰が見ても、誰が聞いてもここは名門なんですけれども。それ以外だと、例えばね、名刺。私たちの名刺のアルファベットで書いた名前の横に、修士を持ってたらMaster of なんとかとか、略語を書いたりとか、アメリカでもしませんか?
そういうような感じで書くんですけど、大学の略語があるんですよ。
略語をつけるのが、私の聞いた所では数大学あるっていったかな。
そのうちの1つがオックスフォードで、ケンブリッジで、3つ目とかがダラムだって聞いてますけどね。ダラム大学。あともう1つ他にもあったと思うんですけどちょっとすぐ思い出せないんですけど。4つあった気がするんですよね。それは名刺に書ける。それ以外の大学の、なんとか大学卒とか書いてもあまり意味がなくて、他の大学の場合は、学科ですね。専攻を書く。専攻がわかるような書き方。MScとかそういう書き方をするって聞きましたけどね。
どこどこ大学を出たっていうことが、わかりやすく言うとブランドというか、その人の。という意味合いを持つのは由緒あるとされている大学。3つないし4つみたいな感じことは聞いてました。でも全然ロンドンの…学科にももちろんよるんだけれども…有名ですよ全然。
そんなに日本で思われてる評価と違わないんじゃないかなと思うんですけどね。
ハーバードとかプリンストンとかね。そういうのがやっぱり先で、そのあと東海岸の大学ですよね。そのあとイェールとかね。シカゴとかコロンビアとかね。あとMITとかね。あとスタンフォードとかね。スタンドフォードとか有名ですよね?
私結構自分の大学をすごく上手にプロモーションしてる気がします。
なんかありますよ。ロンドンで期間限定で行う、MBAとはちょっと違うのかもしれませんけど、スタンフォードのいわゆる経営、ビジネススクールの…あるみたいですよ。
こっちで聞くのもやっぱりハーバードとか。日本にいる間でもそうですけど。でも例えば州立大学だったらばバークレーだとか?
なんかこう、大学によってカラーがありますよね。カラーっていうか、雰囲気?例えばカリフォルニア大学のバークレーだと割とリベラルな人が多いとかね。そういうイメージがありますよね。
それだったらオックスフォードとケンブリッジって結構並んで考えられませんか?私前そうだったんです。イギリスに来る前は、なんかスカした人たちが行きそうよねって、ぐらいの感じでしたけど。ケンブリッジの方がリベラルな。
はい。これ違うっていう人もいるかもしれないですけど。オックスフォードの方が良く言えば伝統的。そうでなければ保守的。
建物自身もそうですし、ケンブリッジと見るとわかるんですけど、もうちょっとこう、なんだろう、新しいことに取り組む気概がある雰囲気ってのかな。新しいことが出てきそうな気がしますよ。あんまり学閥とか、とらわれ過ぎずに。ホーキング博士がケンブリッジにいたの納得みたいな感じですけど。
と勝手に私の中では位置付けているんですけどね。ホーキング博士が好きでした。
なんかこう、例えばオックスフォードとケンブリッジの間でライバル意識みたいなのはあるんですかねお互いに?
やっぱり競い合ったりとか。私あんまり見に行ったりしないんですけど、レガッタとかやってるんじゃないですか?
そういう意味ではその伝統アメリカにもありますよね?
レガッタってやりますよね、たぶん?…アイビーリーグ。
そうそう…アイビーリーグはやってるんじゃないですかね。
オリンピックの時期になると必ずあのテーマソングがかかるという。
いや〜この季節の話。尽きないですけど。続きはまた来週。
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