こんにちは。イギリス在住会議通訳者 の平松里英( rielondon )です。
今回はイギリスとアメリカのクリスマスのお話です。
アメリカでは感謝祭が終わると、いよいよクリスマスの雰囲気になってくるそうです。
七面鳥やフルーツケーキといったクリスマスのごちそうのお話しなど、各国で異なるクリスマスの話題が盛りだくさんです。
続いては英語のコーナー your life in five minutes です。
今月は会議通訳者のカシアさんをお招きしてお送りしていますが、今回が最後となります。
カシアさんの色々なお気に入りの話など、ネイティヴ英語での会話を、ぜひお楽しみください!
この番組ではイギリスやアメリカの英語表現や現地での様子についてご紹介いたします。
また、英語の勉強に関するご質問やご相談を受け付けています。
Webサイトのお問い合わせページ (https://www.rie.london/contact )からどうぞ!
https://www.rie.london/wp-content/uploads/2018/11/rie039.mp3
今週もやってまいりました。会議通訳者の平松里英です。
いよいよっていうか、私は12月に入らないとクリスマスっていう気分にならないんで、あんまり早くからやりたくない方なんですけどね。はなさんどうですか?
12月ぐらいっていうかもう感謝祭終わった辺りから街並みがだいぶクリスマスクリスマスになってきてね。お店のモールとかもそうですけど、お家のクリスマスの飾りつけとかね、そういうの見かけるようになるとやっぱりウキウキしてきますよね。
なるほどね。クリスマスっていうとはなさんのところは、先週感謝祭だとハムを召し上がるという話だったんですけど、この日は七面鳥なんですか?
七面鳥が多いでしょうね。でもハムっていうところもありますよ。ハムと、あとなんだろう。クリスマスってフルーツケーキとか、そういうの食べたりとかね。
フルーツケーキですね。christmas puddingっていうのがあるんですよイギリス。
お〜。なんか色々puddingっていっても色々詰め物とか入ってるんでしょ?
そうですそうです…。それを人によっては何ヶ月とか熟成させて。あれ蒸すんですけど。クリスマスの日も何時間くらい蒸すのかなあれ、最後。で、それを切り分けるというか。すごく重たいですよね。カロリーもすごく高いし。それでカスタードクリーム。温かいカスタードクリームとか。
好きですね。あれだったり、七部立てみたいなホイップクリームだったり。別に泡立ててないクリームとかを一緒にかけて食べたり、という感じですね。デザートはね。
なんですけど私は実は苦手なんですよ。
そうなんですよ。で、たくさんは食べられない。一口はおいしいなと思って食べられるんですけど、やっぱり普通にフルポーションあるときついですね。だってその前にしっかりディナー食べてますから。ディナーっていわゆる昼間に食べるクリスマスディナーのこと。あれを食べてますから朝早い時間から仕込んでますよね。
クリスマスこっちもターキーなんですけど、あれはアメリカから持ってきた文化だと思う。クリスマスは違いますけど。
鴨だったみたいなこと聞いたことあります。伝統的には鴨をクリスマスに食べていた。今でももちろんみんな食べますよ。うちは別にターキーの代わりに鴨をやったことはないですね。だからうちはずっとターキーなんですけど。でも鴨が伝統的とかっていうことを聞いたことはあります。
ウソ!ウソ!え?絶対でしょ?絶対ですよクリスマスディナーの芽キャベツは。え!?やらないんですか?付け野菜は何?
う〜んと、何だろう?インゲンみたいな豆とかそういうんじゃないですかね。
あとね、ターキーの付け合わせみたいな感じで、ゼリーみたいな食べてますね。
色々ピーカンパイとか、テキサスだからかもしれないけど。色々ブルーベリーパイとかそういう。パイが何種類もあってですね。
メインは?ターキーがメインにあるでしょ。で、付け野菜があって、ジャガイモとかがあるんじゃないですか?
うん。お約束はターキーでしょ。崩すにしても基本形みたいな。
そう。でもstuffingですよね。stuffingは外で丸めて別で焼くのが好きっていう人が多いんですよ今。私は中に詰めてるのが好きなんですけど。外が好きっていう人が結構多いですね。
うちの夫なんかがその後者なんで、外で焼いてますけど。私は中に入ってるのが本当は好き。で、それを焼くじゃないですか。それ以外に付け野菜としては、芽キャベツですよ。芽キャベツでしょ。それからParsnipってわかります?
白ニンジンって言ってる人がいるけどあれはニンジンではありません。
うん。よく似てる。本当にニンジンみたいな格好をしてるんだけど、味はかなり違う。結構香りがあって、似てないけどあえて言うなら日本のゴボウみたいなああいう香ばしいお野菜があるんですけど、parsnipでしょ。中が結構、芯のところがすごくモサモサするのであれを全部取るんですよ。芯を。
半分に割って。それでしょ。それから南イングランドの方に来るとswedeって呼んでる、要はスウェーデンカブ。北の方に行くとあれturnipって呼ぶんで。
だからあれが出るでしょ。あとはニンジンだったりとか色々なんですけど。で、ローストポテトですね。ローストポテトがこれ、上手い下手があるんですよ。そこここの家によって、ご自慢のやり方があったりとか。それ以外だとmince pieってわかります?
そうそう…。「ブリジット・ジョーンズの日記」の中ではミートパイと訳されていた。肉は入ってません。
全然入ってません。あれはドライフルーツがほとんど。厳密に言うとリンゴとか入ってるけど、それを生地で。上と、蓋がある生地。パイ状なんだけど上にも蓋があって、それを焼いたやつで。mince pieっていうんですね。
牛由来の物が入ってるのでminceって言うんだけど。いわゆるお肉は入ってないんですよ。だからすごく甘い物。それはちょうどアドベントの頃。降臨節っていうんですか?クリスマスの前。4週間くらいあるじゃないですか。3週間以上ありますね。
あそことかで、1日に1個だったかな?1個だか2個だか食べるみたいな感じで。それを私は好きで、よく自分で作るんだけど、そんな感じなんですよ。
クリスマスっていうと日本だとクリスマスが25日にあったら26日っていうともう一斉にクリスマスツリーとか片付けちゃって、お正月のね、しめ飾りとか出てくるじゃないですか。
どうなんだろうアメリカだと。イギリスだとクリスマスって12日間あるから。
ヨーロッパもそうなんですよ。12日間だから。要はfirst day of Christmasっていうとやっぱりクリスマスで25日ですよね。
で、それが12日まであってっていうことは1月5日まではクリスマスなわけですよ。
出てる。で、6日を迎える前に、っていうのは13日目だから。それ不吉なんで、それより前に片付けなきゃって、みたいなのはあるんですけど。一応クリスマスのムードっていうか、5日まではいっぱいいっぱいあって、そこでみんな片付けるみたいな感じだと思うんですけどね。
次の日。次の日っていうのは25日がクリスマスで、国民の祝日ですよね。次の日の26日もナショナルホリデーなんですよ。みんなお休み。
そう。だから先週の感謝祭に引き続き、次の金曜日がBlack Fridayだよって言った、このBlack Fridayにあたるような、要はセールの1番激しい日ですよ、競争が。が、Boxing Dayっていうイメージがありますね。
大体Boxing Dayってスポーツのボクシングを思い浮かべてしまうんですけど。
殴り合うみたいな感じ。だからBoxing Dayっていって。
すごいですよね。これはBoxから来てるんですよね。箱にそれを詰めて。
渡す。誰に渡すって、家族じゃない人に渡すとかそんな。業者さんとか。
日本でいうところのあれじゃないですかね?お歳暮とかに近いんじゃないかな?
でもね、打ち上げたことない。うちだけじゃないと思うけど。Boxing Dayはみんなお休み。だから別にクリスマスってことで要はクリスマスのギフトってみんな買ってるじゃないですか。これまで1年お世話になった人とかっていうのをみんな会ったら渡さないといけないっていう雰囲気がありますよね。
なのでたくさん、自分で思い出せていない人。そんなことあってはいけないんだけど。誰かからもらったりしたら返すプレゼントがないと、それは社交上すごく問題なので、ちょっと余分に買っておくみたいな感じがあるんですよね。アメリカってどうなんですか?このBoxing Dayって。
Boxing Dayって聞いたことないですけど。クリスマスの後とかも。もちろん会社勤めの人とかもね、有給取って休んだりとかっていうのはあると思いますけど。
Boxing Dayっていう位置づけじゃなくてってことですよね?
それはわかりますよね。よっぽどそれが火曜日とか、週末まで遠いとかさ、いうんでない限りはね。私の大学時代の友達で東海岸に移り住んだ子がいるんですけど、その子大学に勤務してるんですが、その子も大学はやっぱりクリスマスもお休みなんで閉まっちゃってるしお休みだよってことは言ってましたね。そういう意味ではね、いわゆる国民のお休みとかいうことじゃなくて。
うん、そうですね。クリスマスのあたりからお休み始まってますけど、結構続けて取ってる人は多いですよね。
なるほどね。でね、アメリカにはほぼ無い、ほぼというか無い、とかっていうBoxing Dayはイギリスの親戚の国。[The] Commonwealth
うん、カナダとか、オーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド辺りはあって。そこの繋がりではないんだけど、欧州、大陸欧州にの方も一部というか、お祝いするとこも。お祝いっていうか、定めてるところはある。
カナダっていう国に関しては、私はまだ日本にいるときに抱いていたイメージは、アメリカの付属みたいな国なんだけど、田舎版ぐらいみたいに思ってたわけですよ。ごめんなさい。すごく怒られちゃいそうだけど。その程度で。メープルシロップとかメープルツリーだとか、あと野生の動物だとか、あとは雪。ウィンタースポーツとかっていうイメージはあったんですけども、いわゆる国としてどういう成り立ちでとかっていう風に意識したことはあまりなかったんですよね。
知ってましたけどね。イギリスとは縁がある国でっていうのはもちろん知ってたけど、こっち来てからですよね。結構カナダって取り上げられるんですよ。テレビとかでも。日本で見てるときよりも。日本だとアメリカのニュースばっかりじゃないですか、結構。
ね、国際ニュースとかっていうと。なんですけど、カナダのことあんまりやらないですよね日本だと。だけどイギリスは結構カナダが出てくるんですよ。
やっぱり親戚っていうような感じなんじゃないですか?感覚的には。
ですね。イギリス連邦っていうことでかなり。あとウィリアム王子とか避暑地かな。夏結構行きますよね、カナダに。っていうのもあり、すごくイギリス連邦っていう目で見るようになりましたね、カナダを。
やっぱり伝統とかいろんな意味でイギリスと繋がっているところ。そこの繋がりがすごい国なんだなって思うようになりました。
今週もYour life in five minutes. のコーナーがやってまいりました。早いものでね、今週4週目ということで、今月の特別ゲスト・カシアさんにおいでいただくのも最後になりますけども。
“Your Life in Five Minutes”は有料コンテンツとなります。
有料コンテンツは現在準備中ですので少々お待ちください。
お友達のカシアの話を聴いていただきました。と言っているところでお時間いっぱいになっちゃいました。また来週以降で面白い話色々していきたいと思います。
今週もありがとうございました。ではまた。Bye!
この番組ではみなさんからの英語の勉強に関するご相談やご質問を受け付けています。番組内でお答えしていきますのでお気軽にどしどしお寄せください。
Rie London Official Siteのお問い合わせページの問い合わせフォームをご利用いただき、件名に「Podcastの質問」と入力し、コメント欄にご相談内容を記入してください。ご希望のペンネーム、匿名希望の方はその旨を記載してください。ウェブサイトは
www.rie.london です。ご連絡をお待ちしています。
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: Apple Podcasts | | More
関連