こんにちは。イギリス在住会議通訳者 の平松里英( rielondon )です。
今回は、クリスマスに発表されたトランプ大統領のメッセージと、それをどのように聴いていたのかというお話からです。
また、アメリカとヨーロッパの昨今の政治の流れについてなど、興味深いお話が盛りだくさんですので、ぜひお聴きください!
続いては英語のコーナー your life in five minutes です。
今月はリチャード・ハンターさんをお招きしてお送りします。
今回は出身やどのようなお仕事をされているかなどのお話を伺います。
ネイティヴ英語での会話を、ぜひお楽しみください!
この番組ではイギリスやアメリカの英語表現や現地での様子についてご紹介いたします。
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みなさんいかがお過ごしでしょうか?
クリスマスの時にね、ホワイトハウスのウェブサイトでトランプ大統領がメッセージを配信しているのを読んだんですけど。
う〜ん、何て言うんでしょうね。ぶっちゃけ近所のおじさんが喋ってるっていう感じでしたね。
私は動画ではなくて。公式のホワイトハウスのウェブサイトに大統領の声明として文章化されて載ってるんですね。
それを見た時に、最初が”Hello. Merry Christmas.”とかだったかな。
本当に喋ってるのを、文字起こしをして載せたんだなっていう感じでした。
ブツ切れだったと思いますね。全然センテンスになっていなくって。
なんかこう、思いつくままに喋っているような感じですかね。
まさにそんな感じだったと思いますね。それを公式のね、こっちだったら首相官邸の公式ページだとか。日本なら日本でも安倍さんの公式ページとかあるわけじゃないですか。
年頭の挨拶みたいなのがちゃんとした文書であるわけですよね。
いやいや、そんなんじゃないですよ。どっちかというと町内会の会長のおじさんの挨拶みたいな。こんな言っていいんですかね?
いや、それをね、今度はトランスクリプションしたんだったらもうちょっと書き言葉としてまとめるとか、するなって言ってるんでしょうねあの人も。そのまんまでいいとか言ったから、そのままスタッフの人もそのままやってるのかなって。気がしたんですけど。あの違和感。
ある意味なんていうか、親しみは感じますよ。その辺のおじさんって感じで。
あの人ね。ほんとにまあ。そこから始まりもう年明けましたけども。すでに中国とやってるじゃないですか。コロコロ話はまた変わるし。今度は北朝鮮のこともね、どういう感じになるのか。本当に狐と狸の化かし合いみたいな感じはしますけど。私が側から見てると。
それがアメリカっていうか。誰でもどんな人でも大統領になるチャンスがあるってことなんでしょうかね。よくわかりませんが。
南の方だと、南部、テキサスとかそうだと思いますけど、どうなんですか?今の大統領の評価というか。どういう?
私の住んでいるオースティンってすごいリベラルなところなので、周りに…表切ってっていうんですかね、「俺はトランプを支持する」って言う人に会ったことがないですね。
そうなんだ。影では支持してるかも?みたいな感じですか?
そうですね。選挙で選ばれた時とかね、「大統領トランプに投票したよ」って誰も言ってなかったんですよね。
そう。だけど家族の集まりとか感謝祭とかで行くじゃないですか。そうすると酔っ払って親戚のおじさんがね「俺は実はトランプに投票したんだよ〜」みたいな感じでカミングアウトするわけ。
カミングアウトしなきゃいけないようなことだったのかな、みたいな。
そうそう。ちょっとタブーみたいな感じで面白かったです。表面切って言っちゃいけない雰囲気みたいなのがどこかにあってね。
そのおじさんは何故トランプ大統領に投票したか、理由って話したんですか?
多分これは直接聞いたわけではありませんけど、前の大統領、だからオバマさんとか、そういうのを真に受けてたら自分には恩恵がなかったっていうことなんじゃないかと思うんです。それで「綺麗事言ってたって始まらねーんだよ」みたいに思って。
だから恩恵を受けられなかった人たちだと思いますね。
恩恵ね。要は公約とか。公約違反とかそう言う意味ではなくて?結局彼らがやっているのは上流の話であって下流の自分たちには全然いいことなかったから、そういうestablishmentに対する反発みたいなことなのかな。
なるほどね。そう言う流れは欧州にいても感じますよね。
Brexit然り、国民投票だとか。あと3ヶ月切りましたけど。欧州は欧州で極右の流れが顕著だとか何だとかっていうじゃないですか。どこまでがあれが本当で、どこからがキュレーションされた情報なのかっていうのは難しいところですけど。
それでもやっぱり右側とか大衆迎合な感じがすごくあるのはやっぱり実際に起きているとか取り仕切っている人たちと、事件は現場で起きているではないですけど、やっぱり当事者たちとの距離感というか温度差がすごくある気はしますけどね。
そこに対して何らかの形で意思表示をしようとすると、ちゃぶ台ひっくり返してやろう!みたいな感じなのかな〜とか。勝手に思って。
だって他がないわけだから、結局前回の大統領選なんかでも反対側、ヒラリー政権に投票してたとしたら、establishmentのままいったわけじゃないですか。
ですよね。そことそれ以外の人たち。大衆、国民との間にはものすごく乖離があるわけで。
感じはしましたね。ちょっとこの話題、次に続けたいと思います。
それでは”Your life in five minutes.”のコーナーに参りましょう。
※”Your Life in 5 minutes”は有料コンテンツとなります。現在準備中ですので少々お待ちください。
みなさん、今聴いてきてお分かりかと思いますけども、今月のゲストとしては私の夫であるリチャード・ハンターさんをお迎えしております。今週は、まず彼自身のこと、出身はもちろんですし、女王陛下の衛兵の交代でよく知られる衛兵についている軍楽隊ですね。26年やっておりましたので、その話について少し触れてもらいました。
来週も引き続き音楽について。楽隊ですのでね。その話をしてもらいます。
それではまた。
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