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【読むポッドキャスト】014.逆カルチャーショックのお話

こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

「日本人の英語を変える!ポッドキャスト」

014.逆カルチャーショックのお話

音源はこちらから無料で聴けます。

 

今回のテーマは「逆カルチャーショック

今回のお相手を務めていただく詩織さんは8年間カナダに住んでいた経験があり、日本に帰ってきた時逆カルチャーショックを受けたそうです。

カルチャーショックは、自分の国を離れて外国に行った時に受けるもの。そして帰ってきた時に浦島太郎で「日本ってこんな国だったっけ?」と思ったということが逆カルチャーショック。

「逆カルチャーショック」という言葉は存在して、母国から他国に行った時に感じる文化の違いがカルチャーショックで、そこに長く住んでいた人が母国に帰る時に、母国のことが外国みたいに感じ、母国の文化などにビックリしたりしてしまうこと。

私は記憶に新しいところで、3年ぐらい前に1時帰国した時に到着した日がハロウィンだったんです。ホテルが六本木だったのですが、あの辺りのコスチュームはすごいですね。

詩織さんは日本を出た時2008年、私は2007年だったのですが、その頃はハロウィンはまだ全然浸透していませんでした。

 

2人ともハロウィンについては知っていて、聞いたことはあるし、児童英語とかのハロウィンパーティーなどあったな、という思い出はあります。

ハロウィンってtrick or treatで界隈を回れなかったらハロウィンじゃない感じがします。

大人が誰かの家をtrick or treatして回る…というものでもなさそうですし。

カナダやイギリスでは大人がコスチュームを着てパーティをするというのはあります。

仮装パーティーは仮装パーティーでも、仮装する格好が力入っていますね。

ハロウィンが元々あった国はそれがあっての派生があるが、日本はそこからいきなり入ってしまった、みたいなところがありますよね。

それが逆カルチャーショックに相当するのかどうかわかりませんけど「日本ってこんなにハロウィン騒ぐんだったっけ?」みたいなのはありましたね。

逆カルチャーショックは沢山ありすぎる、と詩織さん。

日本で就労したことがなかったので、職場でのカルチャーショックもあったそうです。

職場だけではなく、例えば「12時ね」と言われたら11時50分には普通に来るという10分前や15分前行動を忘れていて、日本でギリギリに到着してしまうというミスをしてしまうのだそうです。集合時間に行ったら自分が最後で、みんな10分以上前にはいるのだということ。

しかしアメリカの人は早いようですね。Work ethicだと思うけど。

それは業界とか、所変わればだとは思いますけど。日本人より更に早く来るアメリカ人、みたいな、私はそう思ったりしてましたけど。

マスクをみんながしている、というのもカルチャーショックだという詩織さん。

エチケットとしてつけているんですよね。海外では不審な人…という感じでからかわれたりしますが。

イギリスでは、みんなではないですが中華系の人や日本の人などがマスクをしていますが、全然理解されませんね。

風邪をひいていなくてもつける、などという感覚が全然違うようですね。

詩織さんは日本に帰ってマスクをしている人の人口が多くて「なんで?」と思ったそうです。

また、女の子のファッションで、カナダは胸の方が空いていて、脚はジーパンなどで隠れている人が多くて、日本は脚がミニスカートで上は閉じている人が多いことに気づいたそうです。

私は日本で目を合わせない人が多いな、と感じます。私の感覚が変わったのかもしれませんが。

詩織さんは日本にいた時目を合わせるのが苦手でしたが、カナダに行って変わったのだそうです。

地下鉄に乗ってても階段でも、全然目を合わせてないなと思います。

電車といえば、日本のすごく静かです。

あれだけ人数がいて、結構混んでいるのにみんな携帯とにらめっこしているのに違和感がありました。

ガランとしていたら静かだけど、混んでるんですよ。混んでいるのに隣に誰が立っているかも全然気づかない、みたいな感じ。

「電話の音を切ってください」「通話はお控えください」のようなアナウンスが流れるのは違和感だった、と詩織さん。

カナダでは電車の中で、電話をしてもいいのだそうです。あまりうるさいと嫌がられるようで、車内のマナーにも書かれているようです。

イギリスは車両によってquiet車両というのがあります。

私はそこでわざわざ座席を予約して乗っているのに、前の人がずっと会話をしていると「普通の車両に言ってくれませんか?」と言うことはありますね。

詩織さんは女性専用車両にもすごくビックリしたそうです。

そうすることによって問題を助長する、「それ以外の車両では触っていいのか?」など物議を醸しましたよね。

電車のICカードも帰国したばかりの時は使い方がわからなくてビックリした、と詩織さん。

カナダには導入されたばかりのときに帰国したので初めて利用したそうです。

イギリスは2007年秋頃レストラン、バー、パブなど屋内での喫煙が禁止になりました。

うちは夫が喫煙者で、私は吸いません。日本の場合は禁煙というより分煙という考え方があったりしますよね。同じレストランでも禁煙のコーナーがあったり、「タバコを吸われる方はこちら」と案内されたり。それが良いとか悪いとかはおいておいて、屋内で吸える所があったり、外で吸ったらダメとか、罰金だったりと地域によって違いますよね。

歩きタバコがダメなど、自治体によって違いますが、それにうちの夫はビックリしていましたね。これは逆カルチャーショックじゃなくて普通のカルチャーショックですが。

「屋外でダメなんだね!」と言ってましたね。イギリスでは外ではダメなので。

「ここで吸う?」ということもありますが、バス停などでも吸ったりしますよ。

あとは、名古屋だからかもしれませんが「エスカレーターを歩かないでください」っていう標識があるんです。

イギリスは逆で、標識はないけどエスカレーターの片側を空けて、急いでる人が通れるように空けないとすごいマナー違反なんですよ。

名古屋の地下鉄に「歩かないでください」って書いてあるんですよ。あれはビックリした!

前回帰った時に書いてあって、昔からその地下鉄は使っているから、昔からあったわけではないと思うんですよね。

謎のルールが多いですよね。ある時は同じものを使っても「歩け」と書いてあるし、ある時は「歩くな」と書いてあるし。

やってもやらなくてもいいことのルールが多いなと思う、と詩織さん。

カナダでは店員さんに「これの砂糖抜きにしてください」「これの〜無しにしてください」と言うとすぐにやってくれるが、日本は「店長に聞いてきます」と言われ、聞かなくてもわかるのでは?と思ったそうです。

「そんなの自分で考えればわかるじゃん」ということがあるのは日本で昔からよくあることですよね。

最近日本で消費税が上がったことによってやっとキャッシュレス(コンタクトレスでの支払い)が流通してきましたが、詩織さんはカナダでデビットカードをよく使っていたので既にキャッシュレスが当たり前の感覚だったそうです。

カナダでは病院でもカードで払っていたのですが、日本ではまだカードが使えるところが少なくて驚いたそうです。まだ現金が信用されていると言うことですね。

詩織さんが帰国したばかりの時何も知らず日本の病院でカードを使おうとして「なんだこいつ?」という感じになってしまったんだとか。

似たような話だと昔の院外処方箋があります。病院で薬局からお薬が出るのを何時間も待ってたんですよね。今は処方箋を貰って、薬局に行って薬を貰いますが、これはカナダでもイギリスでも普通でした。

私は25年前出産した時に、無痛分娩は全然だったんですよ。今は結構入ってると聞くけれども、それでも割と少ないのかな?

産婦人科は行くとお医者さんが結構男性だったりするので、海外の人はビックリする聞きますね。海外は女性ももうちょっといるのではないですかね。

看護師さんは女性ですけどね。イギリスはあまり男の人ということはなかったです。

胃カメラとか、別のところには男性はいますけどね。助産婦さんとかも女性じゃないですか。日本の場合はお医者さんは男性の人口が多いですね。

 

日本人の間違いやすい英語・お作法のコーナー

 

今回は英語表現というよりは、お作法も入ってくるのかな?と思います。

How are you? How was your weekend?と言われた時に、答えて終わったりしていませんか?

お店などの時は答えるだけで、しかも嘘を言うこともある、と詩織さん。

病気でも「寝込んでた」など話しこまないで、good thank youみたいな感じで返す、ということです。

友達などはちゃんと聞き返します、とのことでした。イギリスもそんな感覚ですね。

向こうが訊いてくれたらこっちも訊く、というのが暗黙の了解であるんですけど、忘れがちじゃないかなと思うんですね。特に慣れるまでは。

「訊いてくれないの?」とも向こうは言わないですからね。

最初は余裕がなくて言えないかもしれないですが、現地の人のやり取りを見ていると「あなたは?」とかやっていますよね。

I’m fine. Thank you, and you? の and you?はこれですよね。この気遣いですよね。

このthank youは、訊いてくれた・気にかけてくれた、という想いに対してthank youと言っているわけだから。これっていろんなことに当てはまりますよね。

向こうが気遣ってくれたらこちらもその想いに気づいてthank youって大事だなと思います。

だからhow was your weekend?って言われたら that was good! Thank you, and you? How was yours?みたいに言いたいですよね。

慣れないと、咄嗟には難しいですよね。

でもサラっとで終わって、あんまり話し込むことはないんです。

その加減も慣れないとわからない。今だからお店の人にはサラッと嘘でも言おう、というのがわかった、という詩織さん。真面目に答えちゃっていいのかな?と最初は思っていたそうです。

日本でも地方とかで、近所の人とすれ違いざまに「こんにちは」とか「お元気ですか」とかしますよね?そのぐらいの感覚ですよね。

How was your weekend?とかhow are you?は「こんにちは」とほぼ一緒ですね。

詩織さんは日本に帰ってきたばかりの時、その感覚で人に会ったら「元気?」と言っていたそうです。ポッドキャストに出演してくださった、はなさんも同じことをおっしゃっていましたね。

この間話した時に「元気?って言っちゃう。これって英語の感覚なんですよね」とおっしゃってましたね。

日本人同士で「元気?」って言いませんか?

言ったら固まられた、と詩織さん。私の友達は「元気元気!」と返してくれますが、その友達は大学時代の子でESSの友達だったりするので、ある程度英語入ってはいますね。

うちの母親は英語入ってないけど、「元気かね?」とか言いますよ。兄も「元気でやってるか?」と言ったりしますね。いきなりは言わないかもしれないけど。

咄嗟に返すというところだと、thank youと向こうが言った時にこっちがどう返すかですね。you’re welcomeもいいんだけど、それだけではなくて。

Thank youも、いつもthank youばかりじゃなくて、how kind of youとか…あんまり言わないかな?なんか嫌味っぽくなってしまうかもしれないですね。友達とかではそういう言い方はしないかもしれないですね。あとはdon’t mention itとか。

「どういたしまして」をno problemって言う人が多いと思いますが、これはイギリスでは人によって抵抗があるんですよ。no problemって言わない人はいます。

That’s OKと言う人もいますが、それはsorryに対することが多いですね。

Sorryといえば、自分の知っていた使い方と全く違っていたと詩織さん。

Sorryは「ごめん」という意味しかないと思っていたけれど、誰かが無くなった時sorry for your lossと言うし、悪いことしたときsorry と言ったら「sorryじゃねえよ!」don’t be sorryと言われた経験があるとのこと。憐れみのように聞こえてしまうようです。

日本人は私も含めすごくsorryを連発するので、たまにstop saying sorry!と言われます。

詩織さんがカナダで仕事をしていた時一番印象に残ったのは「絶対謝っちゃダメ」と言われたことだそうです。非を認めた、ということになってしまうからですね。特に訴訟などだと。

イギリスはその辺が少し違って、I’m sorryでは終わらないんです。

I’m sorry you feel that wayとか言ったりね。条件付き、とかはあります。そういう時は全然同意してないんですよね。

Sorryは「ごめん」だけじゃなく憐れみのような意味もあるんですね。

よく口を突いて出る言葉だけに、どう言う意味があるのかだとか、どういう意味の広がりがあるのかとかっていうのは一度意識して考えておくといいかもしれないですね。

How are you?など訊かれた時は、返してあげるのがエチケットとして大事です。

 

次のエピソードは土曜日に配信されます。

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