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007.肉料理のつけあわせのお話(今月のテーマ「FOOD」食べ物について)

こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

イギリスでは肉料理にカブをつけあわせるのが定番です。
カブといっても、カボチャのような大きさの固くて赤紫がかったスウェーデンカブというものです。
それをどのように調理するかというと…きっと想像していないようなものですよ!本編でじっくりお聴きください。

この番組ではイギリスやアメリカの英語表現や現地での様子についてご紹介いたします。
また、英語の勉強に関するご質問やご相談を受け付けています。
Webサイトのお問い合わせページ(https://www.rie.london/contact)からどうぞ!

里英
はい、今週もお時間がやってまいりました。イギリスからお届けしています、平松里英です。よろしくお願いします。レギュラーゲストのランサムはなさんです。
はな
こんにちは。よろしくお願いします。
里英
こんにちは。今週もよろしくお願いします。今週もね、先週に引き続き食べ物の話ということで。ちょっと伺いたかったんですけど、付け野菜っていう話が先週ちょっと出たじゃないですか。
はな
ポテトを付け合わせとかに、よくありますよね。
里英
そうですそうです。イギリスだと例えばローストビーフとか、よくサンデーローストっていってね、日曜日に。本当は礼拝とか教会に行ったあとにお家でみんなローストを食べるんですけど、教会の部分がスキップされてたりするわけですが。それで出てくるものっていうともちろんジャガイモ、ローストポテトだったりとか。
はな
定番ですよね、ポテト。
里英
ですよね。人参が付いてたりとかするんだけれども。アメリカだとどうなんですか?
はな
アメリカは、付け合わせってことですか?
里英
そうですね。ジャガイモ以外に。
はな
ジャガイモ以外に?そうですね〜、コーンとか。
里英
コーン?
はな
うん。コーンとか。トウモロコシですよ。そのまんま、Corn on the cob、みたいな、そのまま食べたりすることも。
里英
芯があるやつね。
はな
そうそう、あとなんか実を外して、ツブツブコーンみたいに食べてるところもあるし、あとは、ほうれん草を潰した、ぐちゃぐちゃになってるやつとか。
里英
あのポパイが食べるみたいなやつ?
はな
うんうん…そうですね。あとは、なにがあるかな。
里英
Artichokeとか?食べません?
はな
あるのかもしれないけどあんまり。見たことない。
里英
あ、そうなんだ!
はな
イギリスは何食べるんですか?
里英
イギリスはですね、まあ家庭によってあると思うんですけど定番の一つとしては、カブ。
はな
カブ?
里英
カブなんだけどいわゆる日本で言っている漬物になるみたいな白いカブとかっていうことではなくって、Swedeって呼ばれるスウェーデンカブ。
はな
知らない。へ〜
里英
Swedeってスウェーデン人のこともSwedeって言うんですけど。
はな
言いますね。
里英
ね、言いますよね。同じでスウェーデンから来たカブで。全然ああいう白いカブ、丸いカブ。あれ剥けるでしょ手で握って。丸くクルクルっと。あれできないんですよ。だからカボチャみたいな感じ。カボチャって気使うじゃないですか剥く時。生の状態だと。一回火が通ると簡単なんだけれども、最初生のうちって怪我しないように気を使いますよね。
それと同じような感じで皮を剥くっていってもクルクルって回すんではなくて、削ぐみたいにして外側の固いところを一回切り落として行って、薄く。で、中が出てくるじゃないですか、それを今度はできるだけ細かくダイス状にして行ったやつを次は茹でるなりこすなりして。そうすると今度は結構食感が、裏ごしできるほどではないけれども、それを今度はちょっと、少し潰してマッシュする感じですよね。
はな
じゃあ大根おろしみたいな感じ?
里英
いい感じのことを指摘していただけて。大根おろしは生じゃないですか?火が通ってるんですよ。火が通ってるから何が近いかな?日本の食材で何か近いものはあったかな。
はな
裏ごしかなんかしてるんですか?
里英
裏ごしまで行かないけど粗ごしって感じの。いわゆるマッシャーとかフォークとかで火が通ったら今度は潰すみたいな。だからちょっとブツブツ入ってるけど、裏ごしほどなめらかではないけど、色はね、オレンジ色。人参がもうちょっと薄いみたいな。
はな
元々そういう色なんですか?
里英
中は黄色いんです。
はな
ふ〜ん。ちょっと想像つかないんですけれども。
里英
つかないですよね?本当に。
はな
大きさ的にも日本のカボチャと同じくらい?それともアメリカのカボチャみたいなでっかいカボチャみたいな?
里英
それだったら日本のカボチャ。このくらいですよ。手に乗るくらい。
はな
あ〜はいはい…
里英
キャベツくらいかな。キャベツ大きいか日本のキャベツ。あそこまでいかないけれども、紫のキャベツの大きさはわかりますよね?日本の。あのぐらいの大きさが多いかな。まちまちだけど。
はな
ふ〜ん。そうなんだ。それを潰して?どういう味付けするんですか?
里英
イギリスは基本味付けをしません。
はな
え、じゃああんまり味ないってことですか?
里英
ジャガイモも塩とかついてないし、つけ野菜も茹でただけとか蒸しただけですよ。イギリスは。だから世界に有名になんじゃないですか、味がないって。
はな
じゃあ味ない野菜をお肉とかの付け合わせで食べるってこと?
里英
グレービーってソース、大好きですよねイギリスの人。あれをジャーってかけるわけですよ。
はな
その野菜にもね。
里英
うん、野菜にもお肉にも、Yorkshire puddingなんかにもジャ〜ってかけて、一緒に食べる。ちょろっとかけるとかじゃなくて、ジャーって。Lladleで3杯くらいかける。
はな
じゃあ野菜の味覚を楽しむっていうよりも、他のメインの味といつの間にか一緒に食べてるって感じ?
里英
そんな感じですよぐちゃぐちゃって。でもいわゆる、フランス料理とかだと、〜と〜を掛け合わせるとこんな想像もつかなかったような味が生まれるとかっていうのありますよね?組み合わせの。よく言うじゃないですか、なんかとなんかを付け合わせたらすごく相性が良くて、実は新たな、舌の、口の中で味が生まれるみたいな。あんな美学はない感じですね。
はな
ふ〜ん。なんかこう、野菜も食べないと体に悪いから肉の味で勢いで食べちゃうみたいな感じ?そこまでいかない?
里英
それはたぶんあるし、どちらかっていうとお肉だけだとおなかいっぱいにならないから。
はな
あ〜そうなんだ。
里英
どちらかというと発想としてはそっちじゃないかなと思います。
はな
ふ〜ん。ちょっと一度食べてみたい気がしますねそんな話聞いたら。
里英
もういらしてください。でもおいしいですよ、全然。もしかして外で食べると失敗ってことはあるかもしれないけども。家庭でそれなりに作ったら。ただ、茹ですぎとか蒸しすぎって傾向はあるんで、それはちょっとやっぱりご自分で作ったりしてみてですね…あるじゃないですかこのぐらいがいいとかっていうところでもし綺麗にちゃんと止めて時間も測って。
ポイントは肉も付け野菜も全部同じタイミングに切って合わせて作るみたいなのがあるので。出てくる時間を、出来上がりの時間を一緒にするっていうのがポイントなので。物によっては時間かかるわけじゃないですか。それを測ってやるっていうね、いうところが大事っていうか難しいですよね。それを合わせて。葉野菜だったら全然時間かからないし、それを同じような感覚でダーってやるともう全然栄養素残ってませんなんてことになるんですよね、それだと。
はな
なるほどね。大体カブを食べるっていう発想自体がちょっと新鮮でしたね。
里英
そうですよね。だからいわゆる日本で見ているようなカブと思っちゃダメなんですよ。でもね、そのカブなんだけど、お話で「大きなカブ」ってあるじゃないですか。
はな
うんうんそうそう、それを連想しちゃうんですよ。
里英
ロシアのお話だと思うんですけど。みんなで村人たちが一緒になって、大きなカブが抜けなくて引っ張ったっていう話あるじゃないですか。あのカブはこの固い方のカブみたい。私がSwedeって言った。そのカブみたいなんですよ。絵を見たときに白くないから不思議だなと思ってたんですね。絵本の絵を。そしたらこのカブ、紫っぽいんですよ。
はな
へ〜そうなんだ。
里英
いわゆる赤カブ、ラディッシュみたいなあんな綺麗な赤とかじゃなくって、もうちょっと紫だけど、なんだろうな…濃い色、少し暗めの色なんですね。中の果肉は黄色いんですね。
はな
ふんふん…黄色いんですか。
里英
うん、果肉って言っていいのかな?黄色いんですよ。だから、そのカブらしいですけどね。大きなカブのカブは。
はな
ふ〜ん、そうですか。ロシア料理でボルシチとかあるじゃないですか。それに入ってるのとは違うんですよね?
里英
入ってるかもしれないんですけど、ボルシチの赤は、あれは砂糖大根の赤で。Beetsっていうの?あれ調理したことあります?
はな
ないです。
里英
包丁とか、包丁じゃない。まな板、真っ赤っかになっちゃいますよ。
はな
そうですか。Beetsはジュースにして飲んでる人がたまにいますよね。
里英
おいしいですよね。甘いし。結構ね。
はな
健康にいいみたいでね、飲んでる人いますよ。
里英
いいみたいですね。こっちも食べてる人いますよ、酢漬け。また酸っぱいの。あの酢漬けにしてBeets売ってますよ普通に。
はな
そうですか。
里英
サラダとかサンドウィッチに合うみたいですね。ほらあの、ピクルスね、キュウリの。ピクルスとかと同じような感覚で出てきます。
はな
ふ〜ん、そうですか。なんかね、こっちではたまに日本の大根みたいなのが日本料理とかにたまに出てくるようにはなってきてるんですよ。大根サラダとか。
里英
切ったやつってことですよね。
はな
そうですそうです。でもDaikon Radishみたいに書いてあって。大根ってこっちの人が読むとデエコンになっちゃうんですよ。
里英
なんかなまっちゃった!
はな
そう。デエコンラディッシュって最初なんのことかわかんなかったんだけど。よく聞いてみたら「あ、大根か」みたいな。
里英
なんかそれ下町の言葉みたいですよね。「デエコンだよ」ってね。へ〜おもしろい。デエコンって言うんだ。まあ確かにAとIじゃないですか。Daikonって。ああいう母音が重なった音は苦手ですよね、特に英語圏の人は。
はな
うん。全部一つ一つ分けてアとイって分けて発音するって習慣がないからね。
里英
ですよね。
はな
くっつけて喋っちゃうとデエコンになっちゃいます。
里英
おもしろい。その音がなんとも面白くって。
はな
そうですね。
里英
また大根なんかは、イギリスは…
はな
ないですか?
里英
日本食屋さん。日本人がたくさん住んでる地域ってあるじゃないですか。そういうとこ行くとあるみたいですけど、普通のスーパーでは見ないですね。
はな
確かにまだ珍しい存在ではありますね。
里英
そうですね。育ててる人います、だから。
はな
うんうん…買えないからね、なかなかね。
里英
そうですね。私もお味噌なんかは仕込んでますよ家で。
はな
え、マジですか?
里英
売ってますけどね別に。売ってますけど。
はな
え、何が売ってるんですか?
里英
普通にお味噌売ってるんですけど、市販のお味噌じゃなくて、お味噌を、米麹を買って、お豆と煮てですね、仕込んで、半年待って…
はな
そうですか。
里英
そうそう。いや全然そういうのやりたかったわけじゃないんですけど最初。ついでにやってみたら、おいしいんだよね、自分で作ったのって。なんか優しい味なんですよ。やっぱりそれは市販で買ってきたものはおいしいですよ。味も安定してますし。それはそれでおいしいんだけど、発酵がずっと進むじゃないですか。自分で作ったものがね。だからそんなんでやってますよ。ちょっとやってみようかなって思って、しばらく。
はな
大変なんですかそれって?
里英
いや、最初だけ。最初仕込んだらカビが生えないようにしないといけないんですよね。カビ生えちゃうんで。でも仕込んだら基本半年放っとくみたいな。
はな
あ、そうですか。
里英
お味噌になっていくんですそうすると。
はな
へ〜おもしろいですね。
里英
チャンスがあったらやってみてください。
はな
そうですね。今度教えてください。
里英
ぜひぜひ、また。じゃあ今日はこんな感じで。また来週もお野菜の話が続きますけども。今日はどうもありがとうございました。また来週よろしくお願いします。
はな
ありがとうございました。
里英
それではまた来週〜
はな
はい、どうも〜
里英
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