こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。
022.街角で使われるフレーズの話2
今週も引き続きあいさつのお話しです。
あいさつを聞くと、階級やルーツなどがある程度わかるという、深い話題に発展します。
様々な人種が集まるお国ならではの興味深いお話しを、ぜひお聴き下さい!
この番組ではイギリスやアメリカの英語表現や現地での様子についてご紹介いたします。
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その一言で両方兼ねてる気がする。
そしたら自分は相手が想定していない答えをどうもしていたみたいで、相手が固まるっていうコメントをしてて。それを訳す方はちょっと訳しにくいんですよねそういうのって。
ヘッドフォンからそういう話が出てきても、どうだったかっていうと、向こうからはHow are you?系のシンプルなことを聞かれたのに、自分はFine, thank you.とか言っておけばいいのにSwimminglyって言ったんだって。
今みたいな感じで、シンプルに言っておけばいいものを、イギリス人の言い方でややこしく言ったばっかりに、っていう。
イギリス人みんながこんなややこしい言い方をするわけじゃないんですよ。
やっぱりちょっと知識階層っていうの?どこどこクラスっていうのは言及は避けますけれども、そういう人たちがやっぱりそういう、単純に言わないでちょっとよくない言い方をする気がするんですけど。
そんなような、噛み合わないというか要はレジスターのレベルが合わない…レベルのことをレジスターって言うんだった。失礼しました。今のOxymoronでしたね。Oxymoronって何て言う?
馬から落ちて落馬して、っていう、みたいな感じですよね。
すいません、話が逸れましたけどもそういうレベル、会話の、向こうが振ってきたキャッチボールっていう意味では球とグローブのレベルが合わないじゃないけど、みたいな受け答えをしたなって感じはしますよね。
ただよくあるのは日本人だけではないんでしょうけど極東の人って明らかに外国語アクセントなんですね。強いですよねアクセントが。訛りが。
外国語の影響が強いというつもりでいると、おそらくはなさんもそうだと思うんですけど割とこう自然なリズムとか自然なイントネーションで話されると「あれ、英語はどこで勉強したの?」だったりだとか、それより多いのは「イギリスで育ったのかな?」ぐらいの感じ、最初は。
じっくり話していくとたぶんわかるんですよ。いわゆるイギリスで私小さい時から生活しているわけではないので。そうすると、友達同士の言い回しってあるじゃないですか、砕けてる。そういうのがたくさんボキャブラリーがあるわけではないですから、割と改まった言い方をしてると思うんですね私。
あのタイプですよ。だってああいう人がアメリカだったらいっぱいいるでしょ?イギリスだとそんなすごく沢山いるわけじゃないですよね。
私が知らないだけではないと思う。っていうとやっぱり、日系アメリカ人とか私たち1世でアメリカに移住してる人っていうのと違うわけじゃないですか。英語にすると混乱する表現になるんだけど、Japanese-AmericanなのかAmerican-Japaneseなのか、みたいなのってありませんか?これ。
普通Japanese-Americanって言ったらアメリカ人だし。だけど逆、American-Japaneseって言ったら別に日本に住んでいるアメリカ人とかではなくて日本人じゃない人が多いですもんね。こういう人たちって。
私の中では、イギリスの人とかがどう思うかはわからないけど、全然両親とも極東系でね,顔だけ見たらわからないんだけれども、話し始めたら「あ、この人イギリス人だわ」とかいますよ、そういう人。そうするとやっぱり感覚的にも外はアジア系なんだけれども中身は本当にそちらの国の人っていうかこちらの国の人って感じがしますよね、感覚も。
けど微妙ですけどね。そういう人が案外あんまりシェイクスピア知らなかったりするから。
挨拶とかの話から…
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