こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。
幼稚園の頃の思い出
幼稚園の思い出・・・うーむ
なんと思えば遠くへ来たもんだ・・・
思えば歳食ったなぁ(笑)
幼稚園のときの思い出はいろいろあるんですよね。
オマセさんだったのか、初恋も幼稚園でしたし・・・。
わたしが通っていた幼稚園は
お寺が経営している幼稚園だったのですが、
週に一回だったか、月に一回だったか・・・
キラキラと金色に輝く仏様✨が
デーンと真ん中にあるお堂に
子どもたちが集められました。
学校でいうなら全校集会というかんじ。
幼稚園の場合は、各お教室ごとに集められて、
そこで、なんの話をされたかはさっぱり覚えていないw
のですが、大変記憶に残っているのは「甘茶」です。
ほんのりとあまーい。優しいお味の「お茶」。
甘茶をもらえるんですよね。それとお菓子。
お菓子はスナック菓子だったんですが、
両手でお花の形を作ってそこに配ってもらえたんです。
甘茶って、知らなかったのですが、
調べてみたら
お釈迦様の生誕を祝う花祭り(4月8日)
で振舞われるお茶なんですね!
ということは、毎週とかではなくて(苦笑)
おそらく毎年この日に振舞われていたのでしょう。
ただ、わたしの記憶では年に一回とかではなくて、
もう少し頻繁にお菓子をもらった記憶が・・・
(食い意地が張っているだけか💦)
指を毎回違うふうに重ねて、
「こうやったらきれいかな」
「今度はどういう感じに重ねようかな」
とまわりのお友だちと一緒にいろいろ工夫していたことが思い出されます。
幼稚園では、
その時間が一番好きでした。
大人になってから、
仏教・・・
お花・・・
連想ゲームのように思いを馳せて気付いたこと。
人の人生は蓮の花。
蓮の花は泥のなかから出でて、
美しい大輪の花を咲かせる。
泥水=人生は苦労がたくさんあります
苦労を乗り越えた先に大きな花が咲く、それが人生。
そうやって力強く自分という花を咲かせること。
また、
人間の体はCTスキャンなどで断面図を見ると、
蓮の花のようになっているそうで、人は蓮の花そのもの。
やはり、人間、人の人生とは蓮の花のように生きること。
と昔の会社の同僚から退社するときに餞(はなむけ)に、
教わったことがあります。
その人は仏教でもそちらの宗派の人で、
まじめに帰依していたのですが、
わたしは宗派や特定の宗教にこだわっていません。
甘茶
ほとけ様
手で形作ったお花
蓮の花
幼稚園時代の体験にすでに、
人生全般に通ずる深い教えが込められていた
そう気づかされました。
久しぶりにSMAPの
「世界に一つだけの花」
が聴きたくなりました。
この歌の歌詞の中で、わたしは
「ひとりひとり違う種🌱をもつ」
このフレーズがいちばん胸にズーンと響きます。
直訳すると、
every one of us carries a different seed
とか、この辺の線になると思うのだけど、
ここの意味は深くて、
どんな目的で生まれてきて、
この人生でどうやって生き抜こうとするのか、
その姿は人それぞれ違っていて、
でも生まれながらに持って来ている。
遺伝子のなかに持っている。
魂の記憶という遺伝子のなかにも。
というふうにわたしは捉えています。
これを英語で表現するなら、
Every one of us carries a seed.
A seed that stores all the information we need,
in order to fulfill our purposes in our lives.
The information can be found in our bodies and spirits,
in the form of DNA both biological and spiritual.
という感じかな、と。
日本語の歌詞部分は短く端的に表現されているのに、
英語でイメージを伝えようとすると長いですよね!
わたしの力不足のせいかも知れませんが、
こういうことは往往にしてあるんですよね。
通訳していてもよくある。
日本語で短い文は
英語に訳すと長くなる。
逆も然りで、
英語で短く端的な文が
日本語では長くなる。
補足説明がないと意味をなさない
ことがあります。
甘茶・・・🍵
もう一回のみたいなぁ。