こんにちは。イギリス在住会議通訳者 の平松里英( rielondon )です。
今回はまずhang「吊るす」という言葉のお話しです。
この単語も不規則な活用をしますが、その具体的な使われ方や現地で感じる疑問などの話題で盛り上がります。
続いては英語のコーナー your life in five minutes です。
今回は、先週に引き続きルーシーさんをお招きして、お気に入りの本や作家についてお話を伺います。ネイティヴ英語での会話を、ぜひお楽しみください!
この番組ではイギリスやアメリカの英語表現や現地での様子についてご紹介いたします。
また、英語の勉強に関するご質問やご相談を受け付けています。
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先週ね、動詞の活用で結構不規則なものがあってその中でもトリッキーなものがあるよってことで「変わらないもの」の話をしたと思うんですけど。
そうですね。Cast-Cast-Castになるって話でしたね。
そうですそうです。今週は不規則な活用の話の繋がりで”hang”って言葉あるじゃないですか。
吊るすとか掛けるとかいう、ハンガーのhangですね。
そうですそうです。ハンガーのhangですね。あの話をしようと思ったんですよ。
1つはHang-Hung-Hung。AがUになるっていうやつですよね。
あともう一つがHang-Hanged-Hangedになる。
もう1つの方は吊るすは吊るすでも首を吊るっていうね。
そのhangedでいくと、タロットでしたっけ?「吊るされた男」って出てくるじゃないですか。あれが”Hanged Man”ですよね。
首が吊るされてるんじゃないんですけど、あの人の場合は。足を縄でグルグルっとされて、上から逆さに吊るされてるっていう。
首を吊る方の人。処刑をしてあげる人っていうのかな。それをhungを使う。Uの方ですね。Uを使うって話でしたけど。
hanged manっていったらDead Man Walkingっていうのかな。死刑囚だ。
Dead Man Walkingっていうのも映画のタイトルでしたっけ?
私見てないんですよね。グリーンマイルは見たんですけどね。確かそんなのありましたよね。
いわゆるハンガーのhangではなくて、過去分詞の方っていうと、ぶら下がっている状態とかもhungっていうじゃないですか。
うんうん…よく最近hang outするとかいうじゃないですか。
そうそう…どうしてそういう意味になっちゃうんだろうね。
そういう繋がりがあって?日本語と同じで?うまいな〜
不思議ですね確かに。なんであれはhangっていうんでしょうね。
宙ぶらりんとかいうときも普通にhangingなんですけど。
hang outとかhang aroundとかどうしてそういう意味になっちゃうのかすごい不思議です。
うん、確かにそうかも。ウロウロするっていう意味があるみたいなんだけど、でもそれがなんでhangなのっていう感じですよね。
日本語だったらブラブラするとか?そのままですけど。
ネイティブの人がhang aroundするっていうの具体的に何やっているんだろうって思うとすごいわからない。
同じ時を過ごしているのが事実なんだろうけど、実際に事実何やっているのかっていうのイマイチちょっとよくわかんないですね。
あれなんなんでしょうね。なんでhang outとかhang aroundとかって言うんでしょうね。
そうそう、うん。何やってるかっていうと特に何をやってるわけでもないような時が多くないですか?
同じ空間を共有してて、デレ〜っとしてるみたいな感じですよね?
うん、やっぱり日本語のブラブラするとかが1番近い感じがしますよね。でもそんな直訳ていいのかって感じですよね。
そうそうそう。たむろっていうとすごいガラ悪そうな感じもしません?うまい訳語が見つからないな〜と思いますね。
訳語でまんま言葉を置き換えただけだと意味が全然違う間違いとかありますからね。
今週もやってまいりました、”Your Life in 5 minutes”のコーナーです。今回は先週に引き続きルーシーさんにお気に入りの本ですとか、著者のお話を伺っていきたいと思います。Your favourite thing in 5 minutesということで。
※”Your Life in 5 minutes”は有料コンテンツとなります。現在準備中ですので少々お待ちください。
OK. では今週の5分間はここまでになります。また来週引き続きルーシーさんから、様々な質問をして伺っていきます。
それではここではなさんよりお知らせがあります。
10月15日にクロスメディア・ランゲージさんより、私の本なんですけれども
「写真で見る 看板・標識・ラベル・パッケージの英語表現」
っていう本が発売になります。
現地で見かけた看板とか標識、あとラベル、パッケージとかなんかの写真を集めて状況別に解説をした本です。日本でラベルとかの翻訳をしなきゃけない人とかも、結構実物を見ると「こういう表現するのか」ってストンと腑に落ちるようなこともあると思いますし。それとか、海外にもう住んでらっしゃる方とか、これから行こうと思ってる方なんかで、実用的な表現を知りたいと思っている方にお役に立てていただけるんではないかなと思います。
お手伝いさせていただいたからっていうんじゃなくて、実用的だと思うんですよね。
イギリスに住んでいても、たまにこれ使えそうだなっていう看板の文言とかあって写真で撮っちゃったりするんですけど私。自分のためにね。
はいはい。里英さんに写真送っていただいたこともありましたね。
ありましたね。日本に住んでいて観光客の相手をする方とか、観光客向けの標識を作らなければいけないとか。ちょっと残念な表現とかよく見るじゃないですか日本に帰ると。
ありますあります。でも実物を見ればこういうものなのかってわかると思いますし、結局生のものを見る機会ってあまりないと思うので。文字だけ見ててもピンとこないっていう場合あると思いますしね。
本当にそうだと思いますね。本のサイズなんですけど、カバンにホイって入れられるような手軽なサイズなんですか?
カバンに入れられると思います。ちょっと分厚いんですけどね。288ページあるのでちょっと分厚いんですけど。
はい。ちょっと分厚いんですけど、状況別に分かれてて、各項目の最初のページが写真になってて、その写真の説明と解説と、その他に役に立つ表現っていうのと。喋ってみたいって方もいらっしゃると思うので2つ3つ小慣れた表現をご紹介しています。
うん、実際に現地で役に立つことができるということを想定して作っていますので。ぜひ旅行なんかのお供にしていただけると嬉しいです。
海外旅行はもちろんですし、海外留学される予定の方、これ1冊あったらかなり心強いですよね。
そうですね。結構現地の雰囲気が伝わってくるようにしてるつもりなので。そういう意味でも準備使えるんじゃないかなと思います。
インバウンドでもアウトバウンドでもって感じですね。
そうですね。いろんな方に使っていただけるようなことを目的とはしています。
というところで今週はここまでになります。ではまた来週。Bye!
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