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【読むポッドキャスト】022.イギリス英語の「訛り」「Accent」について

こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

Contents

「日本人の英語を変える!ポッドキャスト」

022.イギリス英語の「訛り」「Accent」について

音源はこちらから無料で聴けます。

 

今回はまず、カナダに留学中のかなみさんに、カナダにはどんな種類のアクセントがあるか訪ねてみました。

 

かなみさんが住んでいるトロントは色々な国から来られている移民の方が多いので、スペイン語・中東系・インド系の英語…などはあると思います、とかなみさん。

 

私はカナダ本国の中で色々アクセントがあるのかな?と思ったのですが、今かなみさんが体験しているのは移民の人たちのアクセント(母国語からの訛り)だったんですね。

そして、お互いが外国語としての英語でコミュニケーションをしていても、わかり合うことができる、とかなみさん。

かなみさんの英語もわかってもらえるのは何故かと考えた時、相手も訛りのある英語を喋っているので、かなみさんも気兼ねなく訛りのある英語を喋れるので自信を持って話せる、ということでした。

かなみさんの場合は完全な英語ネイティブと話すと気が引けるので、お互い非ネイティブだと自信を持って喋れるのだそうです。

 

私もそれはすごくわかりますし、いまだにそういう瞬間があります。

ネイティブの人を相手にしていて、外国語としての英語を話している人が私以外にいないような場だと「文法的にどうなんだろう」とか、きちんと頭の中で並べてから話さなければいけないなと、ちゃんと言っていることに内容が伴っているか、何を言いたいのかが伝わるように話をしないといけないなと思うんです。

 

今のかなみさんのように、色々と気にせず気楽に英語を話せる環境も大事ですよね。

留学した時の気持ちの問題ですが、優しく受け取ってもらえる気はします、とかなみさん。

確かに改まった場所でスピーチをするばかりではないですから、スピーチを求められた時にはできるように準備は必要だけど、いつも緊張していたら持ちませんし、友達とか知り合った人とも和気藹々と関係を構築できるとか、会話が弾む、という方が大事ですもんね。

 

さて、今日のテーマは『イギリス英語の「訛り」「Accent」について』です。

 

イギリスの中でのアクセントは地域差・個性があります。

 

今私が申し上げている「イギリス英語」は移民の人たちの訛りの話は省いてお話ししているんです。例えばAsian community、といっても日本などのFar Eastではなくインドなどの国ことをAsian communityというのですが、人口が多いのでコミュニティが大きいんですよ。

そちらはそちらの、ある種特徴的な英語のアクセントというのはあるのですが、ここでお話ししているのはそれではなくて、例えばNorthと言われている北部のアクセントや、南部のアクセントについてです。

 

例えばNorth East, 北東部はすごく特徴的なGeordie accentと一般的に言われている発音があります。

どういう語があるかというと、例えばcake。最初の母音は通常二重母音ですが、これが長母音になるんです。また、Coca Colaのcokeも二重母音ですが、同じように長母音になります。

(発音は是非音声でお確かめください。)

 

NewcastleやDurhamなどの人たちが使うアクセントです。

 

現代版Billy Elliotと言われるNorth Eastの男の子が出てくるダンス系の映画があるのですが、North Eastのさらに細分化した、主人公の男の子の出身の地区のアクセントが話せる俳優を選んだそうですよ。

 

括ると同じようなカテゴリーに入るんですが、聞いているとやはり違いがわかります。

Middlesbroughの人とNewcastleの人とでちょっと違います。

 

私が今住んでいるYorkshireも北といえば北なんですが、Yorkshire accentといってもWest RidingとかNorth Riding, East Riding(Southはないんです)のように中でエリアが分かれるのですが、それによっても違うんです。

また、Yorkshireだけではないんですけど、Geordie accent っていうNorth Eastのアクセントとかあり、南部は南部であります。

West CountryのCornwallとか、Walesと隣り合わせの西の方はまた発音が違うんですよ。West Countryの人はRが強かったりします。人によりますが。私の知り合いでCornwall出身の人はRが強いです。

 

イギリス英語はRをあまり強く発音しないと以前お話ししましたが、地域によってRに特徴がある人もいます。アイルランドやアメリカとはまた違う独特のRなんですよね。

こちらはまたご紹介していけたらと思いますが。

 

他にも、ロンドンの中にも随分色々とあるんです。

「生粋のロンドンっ子」というような、東京でいうところの浅草とか下町の言葉に相当するような言葉がありますね。

例えばどんな音、っていうと単語の最後に来るLの音がWになるんですよ。例えばswimming poolがswimming poowになり、Wに近い音になります。

 

また、専門用語でいうと声門閉鎖音(glottal stop)と言いますが、waterはtを抜いてwaとerの間に「っ」が入ったような発音になります。

 

また、あまりおしとやかなボキャブラリーではないですがshut upと言うときも同じような原理で言ったりします。

 

(発音は是非音声でお確かめください。)

 

しかし、これはすごくカジュアルな話し方なのでスピーチなどで使うにはあまりオススメしません。

 

日本人がイギリス英語を勉強する(スピーチやプレゼンを使う)となったらスタンダードなイギリスの発音を勉強した方がいいと思います。

わざと笑いを取るったり、リアクションが欲しいなどで先ほどのwaterのような発音をするならいいと思うんですけど。

 

アメリカの人とかでも声門閉鎖音(glottal stop)をやる時があるんですよ。例を挙げるとbuttonがあります。

 

(発音は是非音声でお確かめください。)

 

また、Estuaryというロンドンの中でもEastの発音、厳密に言うともうちょっと広域でテムズ川の流域とかが関係してくるのでロンドンのすぐ下の地域のSurreyなど、先ほど言ったような下町の訛りではなくてsouthのアクセントなんだけど、世代によってあったりしますね。

 

例えばTHの発音がVになるんです。例を挙げるとbrotherがあります。

これらは若い人の発音ですが、他にはthank youのthがFになってしまったりもします。

(発音は是非音声でお確かめください。)

 

オススメしませんが、知識として知っておくといいかなという発音です。

 

イギリス訛りでも色々あるんですよ。

イギリス英語と発音ワンポイントレッスンのコーナー

 

今回はリスナーの方からのご相談で

warm(暖かい)とworm(ミミズ)の発音についてです。

 

発音法は本編の音声でご確認ください。

 

次のエピソードは土曜日に配信されます。

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