こんにちは。イギリス在住会議通訳者 の平松里英( rielondon )です。
今回もホリデーのお話で、イギリスのリメンバランスサンデー(戦没者記念の日)の話題です。
これは、イギリスでは女王の誕生日とならぶ重要な記念日で、戦没者に祈りをささげたりするそうです。
続いては英語のコーナー your life in five minutes です。
先週に引き続き、会議通訳者のカシアさんをお招きして、お仕事の事などについてお話をしていきます。
ネイティヴ英語での会話を、ぜひお楽しみください!
この番組ではイギリスやアメリカの英語表現や現地での様子についてご紹介いたします。
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今週もやってまいりました、ロンドン在住会議通訳者の平松里英です。
先週に引き続き、ホリデーとかその辺りのお話っていうことで。いわゆるお祝いではないんですけれども、今週はもうすぐやってくる、イギリスだとRemembrance Sundayっていうのがあるんですよ。
まあこれは、戦没者記念の日なんですけども。これがですね、今年は11月11日なんで。
はいはい。アメリカもね、これVeterans Dayってありますよね?
それに相当するものって考えてもいいと思うんですけど、イギリスの場合はあれですよね、旧イギリス帝国の植民地だったりとか、その時代だったところを [The] Commonwealthっていう呼び方をするんですけど。
うん、Commonwealth。そういった国でも適用されるというか、そういうところにとっても大きな意味のある日なんですよね。
まああれですね、日本でいうところの靖国神社の参拝みたいなことで。そこで首相が正式に献花って、お花ですよ。献花したっていうのがイギリスの場合はずっと戦勝国ですし、問題になることはないわけなんですけれども。
当然王室の人たちも出てきますし、首相も出てくる非常に重要な日なんですけどね。
パレードがあって。アメリカだとArlington墓地なんかがやっぱり特徴的なんじゃないですか?
そうですよね。イギリスだとWhitehallと言ったらわかります?
Westminsterの、要は国会議事堂があるところですね。パーラメントスクエアっていうんですけど、そこからホワイトホールっていって。あの界隈です。首相官邸があったりとかする、あちらの方に続く道があるんですけど。そこの道路の真ん中にすごく目立つCenotaphって呼ばれるんですけどね、戦没者の日みたいな大きなモニュメントがあってですね、まあそこが非常に象徴的な、意味のある場所なんですけど。墓碑みたいな感じで文字がね、メッセージっていうか、書いてありますよ、ここで。
そうです。それを輪っかにして献花をするんですけど、捧げるんですけど。全国で中継されますしね。その様子は非常に。6月の女王の誕生日パレードと呼ばれているイベントがありましすけども、あれに並ぶ重要なイベントっていう感じですね。元々は第一次世界大戦の終結。戦争が終わったのが11月11日の11時だったらしいんですけど、それを記念した日っていうことなんですけどね。
そうですそうです。まあうちはね、関係者なんでどうしてもかなり入ってくるんですけど。あとはうちの場合はまだ現役だからなのかな、ポピーのキャンペーンっていうのがあって、赤い羽根募金みたいな感じですよ日本の。そういう募金の期間中なんですけど。
うちの夫なんかは11月に入ってからじゃないとポピーの紙で作った針で刺す、襟に刺すんですけど、男性も女性も。だからこの時期になるとポピーの紙の緑の葉っぱがちょっとついてるおなじみのモチーフがあるんですけど、それをつけてる人がすごく多いですね。
あれつけ方があるんですよ結構。
ポピーの花びらが小さい花びらと大きい花びらとで1枚になってて、要は分かりやすく言うと鏡餅みたいな格好してるんですね。
こういう風に、下の方に大きい方の花びらが来て、上の方に小さい方の花びらが来るようにして。で、向かって右、だからつけようとしている私じゃなくて向かって右側、10時10分の10分、2ですよね針でいったら。右から1・2。あのぐらいの角度に緑の葉っぱを向けるっていうのが決まってて、男性と女性だと襟でつけるあれが違うんですよ、どっちにつけるかって。
そうそう…みたいなことがあって。でもそんなの知らないで適当につけてる人もいるんですけどね。
でも例えばBBCとか見ててもそうですし、この時期はみんなそれをテレビの中とかでもつけてますよ。
やっぱり敬意を表して。あとはやはりリメンバランスですから「忘れまじ」っていうことですからね。我ら忘れまじ、Lest we forget. っていうことでそういう気運がすごく高まる時期。1年通してそうじゃなきゃいけないんだけど。みたいな。なので退役した人たちとかが、よくChelsea Pensionerとかいうんですけど。退役したあとの人が入る施設というか、あるんですけど。pensionerの人たちですけど。その人たち、年金で軍の関係の仕事をしながら余生を過ごしてる人たちっていうのが一定数いるんですけど。
その人たち赤い制服を着てて街頭でね。その人たちだけじゃないんですけどね。募金活動してますよ。だからうちの夫とかも手伝いに行くし、あとは自分で休み時間とかにも率先して、自分の返上して募金活動する人。別に楽器が弾ければバスキングとかしてもいいわけだから、制服でやってる人とかもいますしね。
それでは今週もYour life in five minutes. の時間がやってまいりました。
今週は特別ゲスト、ポーランド語、ドイツ語、英語の会議通訳をしているお友達、カシアに来ていただいていますけれども、先週から引き続き、今週に関してはYour job in 5 minutes. ということで早速始めてまいります。
“Your Life in 5 minutes”のコーナーは有料コンテンツとなります。
コンテンツは現在準備中ですのでしばらくお待ちください。
先週に引き続きお友達のカシアの話を聞いていただきました。
両方やってるみたいですよ。通訳が今忙しいってことは言ってましたけど、翻訳も好きでやるって言ってましたね。彼女元々法廷通訳とかがすごく多かったんですよ。会議通訳も今はやってますけど。
その流れとかもあって結構リーガルの翻訳とかやるみたいですね。
ね、本当に。また来週もお話聞かせていただくことになってるんで、ぜひ楽しみにしていただきたいなと思いますけども。
来週はいよいよといいますか、まあイギリスにはないんですけど元々。感謝祭のお話をね。こちらは、はなさんに訊いていきたいと思います。
それではBye!
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