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「タイガー・ウッズを救った”筋トレ”思考法」を読んで(前編)

こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

2、3ヶ月前のことになるけれどPRESIDENTオンラインの記事で立川談慶さんによる「タイガー・ウッズを救った“筋トレ”思考法」という記事を読んだ。

副題がとても良くて「最後にギフトを手にする人の共通点」という。

タイガー・ウッズ」という名前と「救った」が目に入ったとき「もしや!?」と期待した。

その昔、タイガー・ウッズはゴルフのトーナメント中でも通常こなしている練習メニューを行っていると耳にした。

つまり試合の前か後に、試合がない日に行っているメニュー試合当日にもやっているということだ。

それを知ったときには、いたく感動した。

それ以来「通訳訓練もそのようにあるべきではないか?

いや「そうあるべきだ!」とわかってはいても、会議通訳前日や当日には目の前の仕事とそのためのギリギリまでの準備に必死で、それとは別に通訳メニューをやる気になるような時間的余裕もなければ、気分的余裕もない。

突破口が見出せないまま日々は流れ、気がつけば数年が経っていた。

だからこの記事のタイトルにタイガーウッズを発見した時大きく触手が動いたのだと思う。

タイガー・ウッズは、私生活のことで身を持ち崩したきらいが否めないが、純粋にアスリート、つまりプロとしてのあり方を考えた際には見習うべきことがある。

しかし!

どういうメニューなのか、やるのは試合前なのか後なのか、メニューはバリエーションをつけているのか、量は変動するのか…など具体的なところがわからない。

具体的なメニューやなぜそれをやるのか、理由やポイントが分かれば、スポーツではなくても自分の訓練や練習を考える際にも役に立つのではないかと考えたからだ。

「継続は力なり」

分かってはいても、しっかりと習慣化できる前に何度も挫折を繰り返してきた筆者としては出張の多い=ルーティーンが定着しづらい、加えてもともとルーティンワークや同じことの繰り返しが苦手な性分から、どうやったら身に付けられるのか悩み、自分なりに調べたり、考えたり、いろいろ試してみたりしてきた。

「21日間続ける」-これも試みのうちの一つで、一番続いたときで37日間。

スタートとしては悪くないと思うのだが、このときは習慣化するためにわざわざ受ける仕事量をぐっと減らして臨んだ。

しかし、だ。

ずっと休んでいるわけにもいかず、通訳の仕事が忙しくなってくると途端に発注元との交渉だの、前準備だの、終わったら終わったで請求書作成などのアドミンに追われ・・・いつの間にやら、せっかく習慣化しかかっていたメニューも完全に忘れ去られてしまう。

その繰り返し。

新しい外国語を始めても入門や初級で挫折し、次にやる気になってもまた一からやり直しで、なかなか中級以上に上がれないのとよく似ている。それでもずっと後ろ髪を引かれていて罪悪感がデフォルトになっているのだがこの落ち着かなさが普通になってしまった。

完全に悪循環だ。

(つづく)

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