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春の小旅行 ウェールズのHay-on-Wye (ヘイ・オン・ワイ)に行ってきました

こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

 Black mountain 中腹から撮影 パノラマの絶景ポイントです!! ほんとに、360度すばらしい景色が広がっています。青空、鳥たち、野生の仔馬など圧巻。
ウェールズに住んでいる夫の古い友人のおうちに遊びにおじゃましました。Hay-on-wye という古本(書店街)で有名な地域なのだけど、どうやって行くのか、とおもって調べてみたところ、アクセスがいい場所ではないのね。やっぱり。
この山、友人宅から車で10分くらいのところにあり、イギリスの南東部(つまりロンドン周辺)とは違って、この一体が山々に囲まれている感じ。それが日本とどこか似ていて、すごく気に入りました。ロンドンはロンドンで好きですが、平地なので「山に囲まれていてなつかしい」感じはないから。
 
スタート地点付近の駐車場に、なんと、アイスクリームを売っている車(ice cream van)がいます^^ けっこう辺鄙だし、海抜もあると思うんだけどね。きれいな空気を吸いながら、きれいな景色を眺めつつ、天気のいい日だけ、訪れるお客にアイスクリームを売ってるなんて、すごく乙な仕事だなぁ!
 
コッツウォルズもそうだけど、秘境とまでは行かないまでも、景色がきれいで壮大だったり、雰囲気がのどかでとにかくおススメ!みたいな地域って、決まって「どうやって行くの??」って感じで、アクセスが悪い。こう言っておきながら、これはいいことなんだなぁ、と今では思っているんですけどね。
 
ステキなところは簡単には辿り着かないものなんだって。日本から移ってきたばかりの頃は、昔は鉄道が近いと土地の価値が下がるから人が嫌がったと聞いて、日本なら新幹線が通るとか、駅から徒歩2分とか、価値が上がるのに⁉︎とビックリしたものです。ところ変われば、価値観すら大きく変わることがあるということ。
それで、肝心の行き方ですが、どうやって行くかというと、Hereford までは電車(ロンドンだったら Paddington から Great Western があります。)それで、3時間半くらいだったとおもう。
そのあと、Hereford でバスに乗り換え。
このバスが、うまく乗り継げればいいんだけど、本数が多くないので、事前に運行表を調べていったほうがいいかも。平日、土曜日、日曜祝日とダイヤが変わるので、それも注意。また、有名なフェスティバルのときは特別運行のバスが出るらしいので、そのあたりも要チェック。
結局、朝10:30くらいの電車で乗り換えなしでHerefordまで、そのあとバスまで2時間ほどあったのでHerefordの街を歩きながらランチを食べ、ビール!で午後3時過ぎのバスで Hay-on-Wye へ。着いたのはたしか、5時くらいだったかな?
ヘイにつくと、標識が英語とウェールズ語で書かれているので「ウェールズに来たんだ、ここウェールズなんだ。」という気になります。町の人がみんなウェールズ訛りで話すのを聞いて、やっぱりウェールズだな、と思うし、英語で話していたかと思うと自分の子供とタタターッとウェールズ語で話す人が現れて、ますます「間違いない、ウェールズだ、ここ!」と思ったり。
こんな体験もなかなか捨てがたい。
そうそう、今注目のベネディクト・カンバーバッチ(『シャーロック』)もこのあたりに家を買ったというのもうなずける…!! 新しい「チッピング・カムデン※」になるのかもしれないなぁ、などと思いつつ。。ほんとに空気はきれいで、谷があり、山々に囲まれて、『ホビットの冒険』に出てくる shire って感じ。きっと、文化もゆたかで、歴史などもじっくりと調べてみたらおもしろいんだろうと思う。
 
※ キャメロン首相やテレビの人気番組の司会者、映画俳優など、有名人が多く住んでいるコッツウォルズのなかにある地域
これ金色のポスト。ウェールズのポストは金色なのか?と思ったら、私の無知でした。失礼!
2012年のロンドンオリンピックで金メダリストを出した街は、金色のポストにしてもらえるらしく、この街には車いすの女性の金メダリストがいるんです。夜、パブやバーで二日とも見かけました。お友達とワイワイ楽しそうだったので邪魔をしたくなくて、声はかけないでおきました。
↑ わたしはギネスをめったに飲まないので、わたしのではなく、友人のビールなんだけど、「アイス」ギネスのパイントグラスは初めて見たのでパチリ。
おなじみのアイリッシュハープにマイナス(-)と温度マーク(°)が付いてるのねw

 

本屋さんらしい、本屋さん、古本屋さんといっても出版日が古いものから比較的新しいものまで、よい本を集めてある、という本屋さん。新刊が店頭に山積み&平積みになっている今の本屋さんとは違い、本来の本屋さんという感じの、品揃えもよく、お店に入ってくる人たちもソファーに腰掛けてゆっくりと本を読んだり、目当ての本を探したりしていました。図書館と本屋さんの中間みたいな感じ。
上下の写真は、そのお店の奥にあった素敵なティールーム。
外からの光がたくさん入る、ゆったりとした、牧歌的な雰囲気の、それでもとてもおしゃれなティールームで、家族連れやら、私たちのように週末訪れているようなお客でいっぱい。込み込みではないけど空いている席はないので、待ち時間がありました。このときは20分くらい待ったかな。でも待っている価値はありましたよ。町の散策の途中で休憩にはもってこいの場所。
紅茶のポットとポットにはさまれているお団子みたいなもの。何でしょうか?
そのアップがこれ↑ですが、コレ、じつは「トリュフ」。キルシュ入りのチョコレートトリュフがメニューに載っていたので、それくらいだったらお茶請けにちょうどいいかなと思って頼んだところ、なんと、このサイズ!親指を真横に見るといかに大きいかわかりますよね。ひとつが軽く小さめのおにぎりくらいありました。すごくおいしかったけど、その場では食べ切れませんでした。
でもラッキー♪
オリバー・クロムウェルも食事をしたという(常連だったのか?)『Old Black Lion』。古くからある、たぶん B&B なんだけど、結構大きくて、昔からある日本だったら老舗の民宿って感じかな。ステーキがおいしいよ、といわれて。ステーキにしました。値が張ったけどまあいいか~。
前菜にビーツ(砂糖大根)とリンゴのスープを頼んだら、また、これもサービス精神満点の量でございました。感謝感謝。でも、すでにおなかいっぱいw
こちらは、チキン。
これが、評判のステーキ。まともな(つまり太い)チップスがたんまり付いてきました。おいしかった。ひとりで全部は食べきれなかったけど、お肉もちゃんとミディアムレアでした。これまでの経験ではイギリスで(ロンドン)ミディアムレアって頼むと、ウェルダンに近く、出来上がりをミディアムレアに注文の仕方を調整しようとすると「レア」と言わなければならなかったので、これはうれしい。よいよい。
この小川はその友人の家の裏にあり、おもわず釣り道具を持って来なかったことを後悔したほど。私は釣りをやりませんけど、私が好きなトレッキングに勤しんでいるあいだに、相方は友人と釣りに興じれるではないですか⁉︎ 次回はそれで行こう‼︎
5月のフェアにも行こうかな。でも混みそうだな。とにかく、夏は Brecon Beacons の山登りにキャンプ、野生の仔馬でトレッキング、それと川遊びで決まり。今から楽しみ!

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