• 日本語
  • English
  • 日本語
  • English

酢の物はサラダ…?

こんにちは。イギリス在住会議通訳者の平松里英(rielondon)です。

現地の友人(ここでは日本人の友人は含まれていません)を呼んで「すき焼き」をやったとき、前菜に「きゅうりとワカメの酢の物」を出しました。それで、これなに?と訊かれて、一瞬つまってしまったんですね、説明はできるけどマリネと言おうか、漬物の路線で行こうか・・・と。

そしたらもう一人が現物を見て”It’s salad.” と。「え、まじ、サラダー?」と違和感がぬぐえなかったけれど、もし仕事で通訳していたら、サラダのようなもので、と解説していたかもしれないな、とある意味納得したのです。

ググってみると、a vinegared dish が出てきた・・・。「きゅうりの酢の物」は vinegared cucumbers だそう。ふうん、もっと分かりやすい伝え方があるんじゃないか。。

この種の違和感という点では、日本の長ネギも英語では spring onion とも leek とも言われることがあるけれど、見た目は spring onion のほうが近いけど、味は leek が近いと思う。食感は spring onion が近いが、味からすると明らかに種類が違う。それは spring onion はネギではなく「ワケギ」だから。leek は「西洋ネギ」でかなり太い。(写真参照)ちなみに、恥ずかしいことに今まで知らなかったのだけど、「ワケギ」とは「ネギ属に属するネギとタマネギの雑種、緑黄色野菜の一つ」なのだそう。

似たところで、エシャロットは、物知りの友人Hさんから教えられたのだけど、タマネギみたいな顔をしているが、ラッキョウなんだそうです。そういえばこのあいだ、夫に shallot は onion じゃないよ、といわれたけど、このことだったんだ!

でも、そのHさんのお宅で見たものは大きかった(写真B)けど、夫と話をしたのは小さいネギみたいなやつだった(写真C)

写真B

写真C

ちなみにこの「ラッキョウ」―「エシャレット」―「エシャロット」には区別があるだけでなく、なかなか込み入った話だということが判明。
以下、ある野菜園芸のサイトからの引用です。

実は、そのラッキョウと良く似て居て、話題になる球根野菜に「シャロット」があり、日本では一般に「エシャロット」と呼ばれているのですが、紛らわしい事に、若取りしたラッキョウを亦「エシャレット」と市場で呼んで居り、それをはっきり区別する為に、シャロットの方は 「ベルギーエシャロット」と呼ぶようにしていると言います。そのシャロット、市場に出るのは輸入野菜が殆どと言う事のようですが 「ベルギーエシャロット」と呼ばれるものは欧米には無く、在るのは「フレンチエシャロット」と呼ばれる一寸細長い形をした「シャロット」であり、球形に近い形のシャロットの方を日本では 「ベルギーエシャロット」と呼んで居るようです。

ややこしい…。でもこれで、いつか、この手の翻訳や通訳の仕事が来ても大丈夫かな? 来るのか、そんな仕事が… ⁇ w

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください



ャンペーンやイベントなどの最新情報をお届け! 無料メルマガ登録いただくとお得情報最新情報を見逃すことがなく安心です。 (不定期配信なので更新頻度が高すぎる心配なし) ▶︎ 無料メルマガのご登録


LINE公式アカウントではイギリス英語の習得や英語の発音改善に役立つ限定情報を発信しています。 ▶︎ LINE公式アカウント登録


このブログはにほんブログ村のランキングに参加しています。✨下の写真をクリックして下さい✨ にほんブログ村 英語ブログ イギリス英語へ